筧五郎(さんを勝手に)追う・・・★練習会の秘密に迫る③

さて、いよいよ肝心の練習会についてです。

「筧さんの練習会では、実際にどんなことをされるのですか?」という編集部の問いかけに

惜しげもなく、秋本さんとの絶妙なやり取りを交えながら答えてくださいました。

(前回の記事はコチラから)

 

 

筧さん(以下敬称略)  僕の練習会のメニューは基本的にシンプルなものです。参加メンバーは毎回だいたい10名程度。メニューはシンプルに、そして、その中で越えるべき課題をひとり一人に合わせて提示する。そんな感じで毎回やっています。

レースではみな同じコースを走ります。その同じルートの中で、自分自身の壁を超え続けた者が勝ち上がって行く。僕の練習方法も根本的にはレースと同じ。同じコースを走りながら、各々に自分自身のハードルを越えてもらう。その繰り返しによって、着実に強くなっていってもらえるようにと考えています。

 

それは、例えばどのような方法で?

 

 分かりやすいところでは、パワーマックスを使った目標数値の設定があります。

目指しているレースや体格によっても違いますが、大体何ワット出せればそのレースで上位に行けるという目安数値があるのです。

ただ、いきなりその数値を出すのは無理なので、各々の状態を僕が判断し、その時点での目標数値を設定。練習会を重ねる毎に数値を上げていくようにしています。

 

実際に筧さんに練習を指導してもらっている秋本さんの感想は?

 

 

秋本さん(以下敬称略)  筧さんの指導は目標が明確なので、その日自分がなにをクリアすべきかとても分かりやすいですね。ちょっと恥ずかしいのですが本当になにも考えず、筧さんの指示通り練習を続けて来ただけで、目に見えて数字も上がって来ています。

また、練習中でもこちらの状況を見て残り時間にクリアすべき目標をその場で変更してくれたり、臨機応変に対応してくれるのもありがたいと思っています。

 

 確かにのりへいはパワーが付いて来たよね。ただ、数値(パワー)が上がること=試合で勝てる、ではありません。試合に勝つには“最後は気持ち”だと僕は思っています。

『自分には勝てるパワーがあるんだ。だからあきらめない。絶対に勝つんだ』そう自分を信じて最後まで踏ん張り続けることができるどうか。それが勝負の分かれ目だと思います。

 

そういう意味ではのりへいはまだ数字が出たことで満足している段階かな。練習でも僕に追い付いたらそれ以上前に出ようとしない。実際に前に出られるかどうかではなくて、前へでようという素振りも見せないので、そこで満足してしまっているのが分かる。

 

秋本 あぁ、確かにそうです。追い付くまでにパワーを使い切ってしまっているというのもありますが、『追い付いたぁ』と思ってそこで満足しているというのは思い当ります。

 

 それじゃあ、のりへいはいつまで経っても僕の前に出られないんじゃない。

 

秋本 確かに。

 

 そこに気が付いて、気持ちも変えていく。ハードの部分は僕のトレーニングで向上させることができるという自負がありますが、気持ちは本人にしか変えられないから。

結局、最後は本人次第。僕のトレーニングは、そのやる気を後押しするだけです(笑)。

 

 

でも、毎回、それも平日なのに必ず10名前後の方が参加されているのですよね?

 

 どうして人気があるのか分からないですけど(笑)。でも、皆が来てくれてそれはうれしく思っています。だから、参加者には『来てよかった』と思ってもらえるよう、練習の前日にはベースになるトレーニングメニューに、それぞれの目指すレース等に応じた目標設定をプラスした“パーソナル トレーニングメニュー”を必ずメールするようにしています。

 

 

秋本 僕ももらっています。どんなに忙しそうな時でも送ってくれるので、そういうところはやっぱり普通じゃないというか。すごいなって。

 

 でも、僕は口が悪いから、のりへいにも練習が終わった後とか、結構ボロカスに言ったりするじゃない。それなのに、よく来てるよね。

 

 

秋本 そうですか。僕あまり気にしてなかっです。言われてる内容は思い当ることばかりだし……。

 

 のりへいはこういう性格だから続くんだよね。きっと(笑)

 

 

でも、他の方たちからも筧さんのトレーニングはすごくいいと聞きますよ。

それはどうしてか、理由は思い当りますか?

 

 

…………と、ここから先は、編集部もあらためて筧五郎さんの魅力を再認識したのですが、

そのお話は、次回、乞うご期待です~

 

(筧五郎さん戦歴・プロフィール等過去の記事はコチラから

前回の記事はコチラから)

 


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