DHバーをもっと手軽に、使い勝手良く!  ㈱ヒノタマデザイン


トライアスロンをやっている方にはお馴染みのDHバー。
でも、それ以外の方には「大げさだし、邪魔になりそう」というシロモノでは。

編集スタッフもそうでした。

なので、以前、志智散歩で取材させて頂いた『ゆるゆるキッチンRico』の
田中先生(ローフードマイスター、中医薬膳指導員)から、
「DHバーほど大げさじゃなくて、でも、DHバーみたいに使える新しいハンドルバーを
開発した方がいる。」とお伺いした時も、ちょっと???、、、でした。

しかし、そこは「ド素人の好奇心、上等」を自認するサイクルジャム編集部。

編集長の英断と独断により、そのDHバーの開発者である株式会社ヒノタマデザイン 河内山代表への
取材を決定したのでしたぁ! 

 

そもそも株式会社ヒノタマデザインとは?

 

株式会社ヒノタマデザインは、子供の頃のから自転車が大好きで乗り続けている
河内山さんが、ライダーのために役立つパーツを提供することを目的に設立したブランド。
このミニDHバーのアイディアも、河内山さんが峠をいくつも越えるツーリングを
毎週の ようにしている時に思いついたそうです。

また、河内山さんは機械メーカーで設計を担当していた経験から、
設計・製作依頼および 品質確認など、
企画から製造までの全工程を一貫してコントロールしていると。
そのモノ創りへの強いこだわりは、

「仕様を満足する・欠陥のない製品を作るには、
製作関係者全てとの緊密な コミュニケーションが絶対必要です。
部品製作を外注する際にも図面を渡すだけでなく、
各設計の意図・要点、用途を外 注先に理解してもらうよう勤めます。
そのようなやり取りが、より良い方向に仕様変 更するきっかけにもなります。」という

言葉にも端的に現れています。

このミニDHバーについても、ライダーである河内山さんが実際に使って確認・検証し、
さらに使えるものに仕 上げているそう。

 

ではでは、そんな河内山さんがヒノタマを込めてデザインした
「ミニDHバー」を編集スタッフも見せていただくことに。

 

 

ちっさ、軽うぅ。

 

これが、河内山さんが持ってきてくれたDHバーを初めて手にした編集スタッフの素直な感想です。
DHバーといえば肘を置くクッションが付き、バーも長くて曲がっているものという
先入観があったため、そのコンパクトさはかなりのインパクトが。

実際の商品名は『ミニDHバー、センターバー』と言うそうですが、
ミニというか、とにかくコンパクトという印象。

長さはハンドルからの突き出しで約14cm。
重量は全部合わせて103g、片側51.40gしかないというから、「それゃあ、軽くてコンパクト!」。

 

しかし、ここで意地悪な疑問が。

そんなに軽くて、強度は大丈夫なの?

 

製造メーカーと共同で複数の強度試験を実施。

 

バー素材は高温・高圧で焼き固め、高強度を出した「ドライカーボン」を使用。

取り付け部分はアルミニウム材として鋼材並みの強度を持つ「A7075-T6」を、

一塊のアルミニウム材から形を削りだす「CNC加工」して製作しています。

このカーボンとアルミニウムを国内大手の産業用接着/シール剤メーカーと共同で検討
・実験を行った上で選定した接着剤で接合。
さらに、メーカーとも共同で強度試験を行い、十分な強度があることを確認してるいそうです。

(強度試験の模様は、下記株式会社ヒノタマデザインのサイトで確認できます。
http://www.hinotama-design.co.jp/index.html)

 


 

しかし、ここでさらなる疑問が・・・。

普通のDHバーに比べて短すぎるんじゃ?

 

 

「出すぎたマネ」をしない突き出しのみ14cm。

 

そもそも、このミニDHバーの開発動機のひとつに
「一般のDHバーっていいけど、大きくて重い・・・」
「本格的過ぎて普段は付けられない」という不満があったという河内山さん。

その不満解消に向け、日常的に使う自転車に装着しても邪魔にならず、
小さくてシンプルな形で自転車のスタイルも大きく損なうことがない。

そんな、スタイリッシュ&携帯性に優れたミニDHバーを目指したそう。

 

その結果、ハンドルからの突き出し部分のみの構造で、

DHバー的な機能を果たす長さを考え結果、突き出し14cmに。
この突き出し14cmは、シートポジションを変えずにDH姿勢でライディングできる
ほどよい長さ感にもなっていると思います。

また、肘を固定しないメリットとして、プレーキに手を移動しやすいということもあります。

街中の人混みで使うというよりは、郊外の直線道路などで
安全を確認しながら使うには、かなり便利だと思います。

河内山さんの実際の使用感としても、
ロングライディングの疲労軽減や、坂道でのパワーサポートに効果を発揮しているそう。

 

と、ここで、追加のいじわる質問。

角度が付いている方が使いやすいんじゃ?


握り方、握る場所、Free!

 

 

 

その答えは、長さとの関係にありました。

まぁ、見れば分かる・・・疑問ではあったのですが、角度をつけようとすれば、
当然一般的にDHバーの長さに近付いていくことになり、
それでは「ミニ」の意味が失われてしまいます。
また、バーが真っ直ぐなために、先端部分を握っての操作も可能。
感じ方には個人差があるので、誰もが快適と感じるかは不明ですが、

 

河内山さんが日常的に何度も試した範囲では、
予想外にこの握り方は「イケてる」感覚があるそうです。
実際、親指を締めるか、小指を締めるかによっても全身の筋肉の使い方が変わることは、
ゴルフなどのスポーツでも指摘されていることです。
ハンドルバーの握り方によって、それまで使っていた筋肉を休ませることができるなど、
ちょっとした違いに思えることで、予想以上の効果があることは想像に難くありません。

 

というわけで、

これなら

 

 

トレーニングやマウントにも使えそう。

 

ネーミングこそ「ミニDHバー」ですが、実際に使い方を教えてもらうことで、
握る場所や握り方によって、腕を中心に体の筋肉の使い方も変わることを確認。
もちろん、DHバー気分で体に楽をさせてあげることもできるし、
逆にあえて負荷をかけることも。体格や筋肉の付き方は人それぞれなので、
ここから先は使う人の発想次第だと思いますが、
一種のトレーニングギアとしての可能性も感じました。

また、突き出しが控えめな分、ライトやスピードメーターなどのマウントとしても活用できそうです。

そういう意味では、DHバーの使い心地は確保しつつ、
使い手の「こんな風に使ってみたい」にも応えてくれる。
最初の印象以上に「いいヤツ」だなぁと、かなりの親しみをミニDHバーに感じ始めたのでした。

 

 

 

最後にサイクルジャム編集部は製造原価までお聞きしたので請け合いますが、
素材と工場での加工原価に対して販売価格は相当リーズナブルでした。
多分、製造業界で働く方が見たら一目瞭然ですが、
このクオリティでこの価格はなかなか無いでしょう。

◎DHバーのエッセンスを取り入れて、
普段の自転車ライドを楽ちんにしたい人。
◎向かい風や坂道で今よりちょっと楽にスピードアップしたい人。
◎自分なりのスタイルを追求したい人。
◎トレーニング方法を工夫したい人。
◎日本のガラパゴス製品に限りない愛を感じる人。

そんな方なら、このミニDHバーと楽しく付き合っていけると思います。

 

最後に、こんなマニアックな製品を創ってしまった河内山さん曰く

 

「自転車を冒険の道具として捉え、進んで苦行をするような変わり者たちに
役立つ製 品を提供できれば幸いに思います」

さらに、

「製品を使った方から感想もいただければ、
今後のモノ創りにフィードバックしていきたい」
とも。

 

試用品の用意(数に限りがあります)もあるそうなので、

興味を持った方は下記に記載の株式会社ヒノタマデザインのサイトよりお問い合わをどうぞ。

ちなみに、サイトを見るだけでもモノマニア心がくすぐられます。


 

・取付け可能なハンドル寸法/ハンドルパイプ外径φ31.8mm、断面の真円部分が片側25mm以上
定価/税抜15,000円

ミニDHバー (超軽量103g)

 

ミニDHバー(センターバー)のご注文、お問い合わせ、もっと詳しく知りたいという方は

株式会社ヒノタマデザイン

http://www.hinotama-design.co.jp/index.html

〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄1-23 -29

 

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