WILSON CYCLE BLACK 感動を求めて編

皆さん、こんにちは。今回の志知散歩は三重県桑名市のサイクルショップ「WILSON CYCLE BLACK(ウイルソン サイクル ブラック)」vol.3をお届けします。

 

 

 

気になりまくっていた限定フレーム車の試乗も終わり、ついに購入を決したシッチー。

すっかり落ち着いたところで、改めて植田店長のお話を伺うことにしました。

 

ミューラーブランドの自転車を創り始めたのは約5年前とおっしゃっていましたが、

ショップもその頃にオープンされたのですか?

 

 

いえ、ショップはさらにその約5年前ですかから、

かれこれ10年以上経っています。

 

失礼ですが、その前はなにをされていたのですか?。

 

普通のサラリーマンですよ。工作機械メーカーで設計を担当していました。

ただ、その当時から自宅の一部をログハウスにして、

そこで自分の趣味の延長として週末だけの自転車ショップをやっていました。

 植田店長。一見クール、でも実は熱い?!

 

なんだか夢を感じるお話ですね。

それはどういうキッカケで始められたのです?

 

私は子どもの頃から自転車小僧で、

中学生になってからは近所の自転車ショップに入りびたり。

顔なじみになってからは、有名ブランドのハイエンドモデルを片っ端から

試乗させてもらっていたんです。

それで子どもなりに、「自転車って、素材によっても乗り味が違うんだ!」と

いうような小さな発見を重ねて、感動するのがすごく楽しかったんですね。

 

そうして大人になって自分なりのこだわりで自転車を選んでいたら、

それに共感してくれる人が周りに現れてきて。

その方たちに頼まれて自転車選びを手伝ったりしているうち、

自然と自宅の片隅がショップ化していたという‥(笑)

 

それが約10前にお店だけでもやっていけそうな目途がついたので、

思い切ってサラリーマンをやめ、

ここに「WILSON CYCLE BLACK(ウイルソン サイクル ブラック)」をオープンしました。

 ディスプレイされていたヴィンテージロードバイクのFanini SUPER。
軽量化のための肉抜き加工がすら80年代のロードレーサーの雰囲気を伝えておしゃれ。

こちらはイタリア・ミラノ郊外にある工房で1本1本ハンドメイドで創られているという「DE ROSA」の

ヴィンテージロードバイク。ディスプレイにも植田店長の求めるスタイルの一端が感じられる。

 

そうだったんですね。ショップだけでなくオリジナルブランドま

立ち上げたのはどういうわけで?

 

子どもの頃の感動を原動力に自転車の世界にのめり込んできたので、

ショップをオープンしてからも「自分が感動できる自転車を販売したい」という

気持ちが強く、そういう自転車との出会いを常に求めてきました。

でも、多くの自転車を見て目が肥えてきてということもあると思いますが、

次第に自分が本当に欲しいと思うような自転車と市場でであう機会が減ってしまって。

それで「ないなら自分で創っちゃえ」と(笑)なったんです。

 

ブランドを創っていく上で特にこだわっていらっしゃることは?

 

先ほどもいいましたが、一番はパイプの品質です。

以前、雑誌で「レイノルズ853」の特集記事を読んだことがあり、

それがきっかけでレイノルズのパイプのことがずっと記憶に残っていて、

ミューラーを創ろうと思った時、まずレイノルズのパイプの品質を基準に考えました。

パイプへのこだわりという意味では、実は東洋フレームの石垣社長と協力し合い

「国産でこれ以上ないというくらい良く走るクロモリパイプを造ろう」と取り組んだことも。

でも、パイプは完成したものの製品化をするまえに東洋フレームが操業を止めてしまい、

そのパイプは結局自転車になることはありませんでした。

本当に残念な思い出ですが、その経験を通じて台湾のメーカーさんと

協力してモノづくりができるようになったので、

やはり、新しいことにチャレンジして良かったと思っています。

 

このWILSON CYCLE BLACKは、

そういう植田さんのこだわりが詰まったショップなのですね。

 

はい。今でも「これは」と思うパイプやフレーム、自転車と出会うと感動で鳥肌が立んです。

有名選手に愛用され、雑誌とかにもバンバン掲載されて

多くのお客様が欲しがるようなブランドや製品を用意することも必要だとは思います。

でもそれ以上に、

自分が「惚れた」と感動して仕入れたフレーム(パイプ)の性能を最大化し、

さらに乗り手の個性が光るような1台を組み上げていくこと。

WILSON CYCLE BLACKテイストが感じられる1台を提供することを、

今後も大切していきたいと思います。

 

実は以前お店に来た時から、ショップの空気感に統一性があって

落ち着くなと感じていましたが、それはそういう植田店長の気持ちが現れているからなんだと、

お話を伺って納得しました。

今日はお忙しい中、取材から試乗までいろいろとどうもありがとうございました。

最後はショップの前で恒例の記念写真!  皆さん、本当にどうもありがとうございました。

 

 

というわけで、ウイルソンブラックさんへの志知散歩は今回で終わりです。

 

来年はどこに志知散歩しようか、いろいろと考え中のシッチー。

新しい年もぜひ、お楽しみに~。

 

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

【取材Memo】

WILSON CYCLE BLACK(ウイルソン サイクル ブラック)

営業/10:00 – 20:00 (水休)

三重県桑名市矢田磧21(国道1号線沿い)

電話:0594-24-6122

 

 


コメントは受け付けていません。