「自転車が好き」の熱い思いに乗り、ツアー・オブ・ジャパン第2ステージ 【 いなべ 】実現。その1

サイクルジャムをご覧の皆さんはご存知の方も多いと思いますが、今年もいよいよUCI公認国際自転車ロードレース『ツアー・オブ・ジャパン』の開幕が目前。

そしてその第2ステージが、三重県「いなべ市」にとっては初の公式自転車ロードレース、

『第18回 ツアー・オブ・ジャパン いなべステージ』として開催されます。

 

ちなみにいなべ市(2003年町村合併で誕生)は三重県の最北端に位置し、古き良き日本の面影がそこかしこに残る田園都市。鈴鹿山系に寄り添うように人々が暮らす里山が広がり、ロードレース会場にも打ってつけの魅力を備えています。

 

と、前置きはこのくらいにして。

最近、サイクルジャムにフランスでのレースレポートを発表してくださっている「キナンサイクリングチーム」のゼネラルマネージャー「加藤」さんより、チームの地元「三重県」での初開催レースだしフランスから帰国次第、日本に残っている若手の阿曽選手とコースを試走したいというお話が。

加藤さんは誘ったつもりは微塵もないと思いますが、すかさずサイクルジャムスタッフは反応!

 

「その試走、ぜひ、取材させてください!」と。

 

そこからとんとん拍子に話は進み、

さらに、開催コース確認などのためにいなべ市と連絡を取るうち、なんと自転車アスリート&サイクルジャム編集部がいなべ市の日沖 靖(ひおき やすし)市長、吉野 睦(よしのまこと)副市長を表敬訪問の上、いなべステージについて取材もさせていただけることに。

正直、ここまでの展開は編集部にもうれしい驚きでした。

 

その成果がこの写真。左から、阿曽選手、加藤ゼネラルマネージャー(キナンサイクリングチーム) 、日沖市長、吉野副市長、浅見選手、猪俣選手(競輪)、湯川さん(エボルバー、試走サポート)

 

というわけで日沖市長と吉野副市長から、直に『いなべステージ』へかける熱い思いをお伺いすることができました~。

 

 

ツアー・オブ・ジャパンいなべステージの初開催おめでとうございます。

早速ですが、どういった経緯で開催を実現されたのですか?

 

終始和やかにお話くださった(右から) 日沖市長と吉野副市長

対して、ちょっと、いや、かなり緊張気味の自転車アスリート陣

 

日沖市長(以下、市長) 当初、私どもには自転車のロードレース、それも国際基準のレースを開催できるというような気持ちはまったくありませんでした。

きっかけは市の別事業の「青川峡キャンピングパーク」をプロデュースしていただいた洞口さんです。洞口さんは乗鞍のヒルクライムレースをはじめ自転車のレースも手がけていらっしゃるということで、昨年、ツアー・オブ・ジャパンの開催地に空きがあるという情報をいただきました。

それで、私は自転車については門外漢だったので、自転車好きでロードバイクにも乗っている吉野副市長とも相談し「いい話じゃないか」ということに。

そこからは即行動で、視察も兼ねてちょうど『南信州ステージ』を開催中だった飯田市へ赴き、洞口さんにもお口添えいただきながら、ツアー・オブ・ジャパンの大会関係者の方々に開催候補地として名乗りを挙げさせていただきました。

 

いなべ市としては早い段階での英断だったのですね。それでうまく行ったのですか?

 

市長) もちろん、こちらにはなんの経験もありませんから、名乗りを挙げたからといって正直実現には半信半疑でした。それで、まず大会関係者の方々をいなべ市にお呼びし、ロードレース開催地として適当なコースが作れるかどうかというところからご検討をお願いいたしました。

 

結果OKとなったわけですね。

 

市長)  はい。問題ないだろうということになり、現在予定されている

阿下喜駅前 > 農業公園(梅林公園)周回コース 130.8km(11.6km+21.3km×6周)

パレードラン4km のコースが設定され、

 5月19日(火)9:00開催という運びになりました。

 

コースですが、設定する上でご苦労とかはなかったのですか?

 

市長) その話は、私をしのぐ情熱を持ってこのプロジェクトに取り組んでいる吉野副市長が詳しいので、副市長からさせていただきます。

吉野副市長(以下、副市長)  コース設定にあたっては、飯田市や大会運営サイドの方々からもいろいろとアドバイスいただき、まず、大会本部を周回の中に設置できるコースがいいということに。それで、農業公園(梅林公園)にいなべステージの大会本部を設置することにし、その周囲を回れるコースを策定。その際、ルートはもちろんですが、頭を悩ませたのが周回を右回りにするか、左回りにするかといういうことでした。

 

それはどうして?

 

副市長) これから試走されるとわかると思いますが、長尾の交差点付近から登りが始まり、大会本部・補給地点・ゴールが設置される農業公園(梅林公園駐車場)を通過し、その後約1キロがいなべステージで一番の急坂となります。左回りですとこの急坂を降りてくる途中にゴールが設けられることになり、かなりの危険を伴います。そこで、登りながらゴールできるよう、右回りに決定いたしました。

副市長) せっかく選手の皆さんがお出でなので、逆に私からにお聞きしたいのですが、右回りのコースは走りにくいものでしょうか?

加藤さん)(以下、加藤)  国際大会に出場するクラスの選手になりますと、多くの大会経験があります。各国、各レースによってコース状況も様々であり、当然、右回りもあれば左回りもありますので、どちらどうということは選手サイドにはないと思っていただいて結構です。

むしろ、プロとしてレースを闘う以上、コース状況で得手不得手が出ないようにトレーニングするというのが、選手としてのあり方だと思います。

 

副市長) それを聞いて安心いたしました。

 

加藤) 本日同行いたしました阿曽は、国体の三重県の代表選手にもなっている若手のホープですが、地元がこちらということですでに予想コースの試走もしたと聞いています。

 

阿曽さん)  (以下、阿曽)  私は菰野町(こものちょう)の出身なので、いなべステージにはとても親近感を覚えています。当日は「勝つこと」を至上命題に、コンディションの良い選手優先でチーム編成されるため、私が走れるとは限りません。しかし、もし出られたらぜひチームの勝利に貢献できるよう準備しておきたいと考え、コースの途中発表等を参考に、自主練の一環として何回か走ってみました。

 

市長) お手元に最新のコースマップをご用意しましたが、ここにある「ヘアピンカーブ」のところは走られましたか?

 

阿曽) はい。

 

市長) いかがでしたか。私はあそこが心配で、大会関係者の方にも何か安全策をこうじなくていいか相談したりしたのですが、プロ選手の皆さんは大丈夫なのでしょうか?

 

阿曽) そうですね。確かに下りでスピードが乗っている時のヘアピンなので危険はあると思います。とはいえ、他にも厳しいコースはいろいろとありますから、ご心配には及ばないと思います。

 

市長) それなら良かったです。やはりプロは違いますね。

 

次回は、計画中のイベントなどについて伺った内容を紹介します。お楽しみに!!

続きはコチラから

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【取材MEMO】

いなべ市による

第18回 ツアー・オブ・ジャパン いなべステージ公式ホームページはこちら

http://www.inabe-stage.jp/

 

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