ハイパフォーマンス満載 『RGTエンタープライズ』 インソール篇

皆さん、ご無沙汰してごめんなさい。お久しぶりのシッチーです。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、昨年末に競輪レースで怪我を負ってしまい、

療養やその遅れを取り戻すためレースに集中していて、

志智散歩にもなかなか行けなかったというわけです。

また、その間いろいろな方からご心配・応援いただき、本当にありがとうございました。

 

さてさて、そんなシッチーが復活の散歩先として選んだのが『RGTエンタープライズ』(以下、RGT)さん。

えっ「聞いたことない」って。

それもそのはず、RGTは知る人ぞ知る厳選されたヨーロッパやアメリカのハイパフォーマンス製品の日本代理店のため、ほとんど表には出てこないのです。

 

シッチーはこのRGTさんが扱う商品に以前から興味があり、万を持して来年の春夏商品の展示会におじゃまし、社長のディビット マルクスさんにガッツリと取材させていただきました~。

 

そのvol.1として、今回はシッチーがウエアと並んで気になっていたインソールについてご紹介します。

 ディビット マルクス社長は日本語も達者でとても気さくなナイスガイ!

 

さて、実はこの日一番お目当てはサイクルウエアではなく、

このサイクルシューズ専用のインソール。

雑誌で知ったのですが、『ソールスター社』製のこのサイクルインソールの

日本での扱い代理店がRGTさんだったのです。

ロードバイク用

 

今日はソールスターのサイクルインソールが一番の目当てで来たんですよ。

いま、いろんなインソールがありますが、自転車に特化したものはほとんどないのでは?

その通りです。まずソールスターはドイツの会社です。

私は1972年頃からスポーツバイクに乗っていますが、

ソールスターのようなインソールは世界的にも類がないと思います。

 

ソールスターはドイツのメーカーらしくとても研究熱心。

設立者のオリバー・エンゼルバッハ氏はスポーツ科学者で、

2003年からプロライダーを対象にサドルの位置や姿勢など

さまざまなアドバイスを行っていました。

その経験からインソールの必要性を認識し、

選手たちから情報のフィードバックを受けつつ、

6年もの歳月をかけてサイクルインソールのコンセプトを固め、

2010年にソールスター社を設立しました。

 

 自転車に特化する上で、一般的なインソールと違う点はありますか?

いろいろあります。

中でも大きな特徴は踵の横の張り出しです。

よく見ると土踏まずではなく、踵の横が張り出しているでしょう。

一般のインソールは土踏まずを意識したアーチフィットになっていますが、

サイクルインソールにアーチフィットは必要ありません。

むしろフラットが正解です。

 

それはどうしてですか?

ソールスターはバイオメカニクス(身体運動学、スポーツ力学)に基づいて製品開発を行っています。

バイオメカニクスの考え方では「人間は完璧なバランス(体)ではない」。

人によって、身長、体重、筋肉のつき方、骨格、みんな違います。さらに、同じ人の体であっても左右均等ではない。しかし、たとえアンバランスでも、手足が自由に動かせる状態でする運動では、大きな問題になりません。それは、バイオメカニクスが機能してバランスを自然と調整するからです。

しかし、自転車は足も腕も固定した状態でする運動です。特に、ペダルに足が固定されるというのは「不自然」で、自然の調整機能がうまく働かない。

このインソールは、その調節が機能するようにサポートします。

 

踵の外側ではなく、内側を高くするのにも理由が?

固定された状態でペダリングをすると、足首と踵の間を逆方向に撚る動き(負荷)が入ります。
このインソールは3箇所を固定(特許取得の「スタビリテーションデルタ」)することで、足がシューズの中で最大限安定するように設計されています。
そして、それぞれの関係性の中で踵部は内側を高くして固定することで、ペダリング時に足がすねから足首、踵と自然な一直線になるように計算されています。
また、実際にペダリングをすると分かりますが、踵が外側に捻れて倒れる人はいないでしょ(笑)。内側に捻れないように固定するのがポイントです。

 

それは真っ直ぐ踏み込めるからパワーロスがないということですか?

その通りです。私は自分で使って、効果を実感したものしか販売しません。

このインソールも使っていますが、例えばわざと崩れたフォームでペダリングをしても、なぜか真っ直ぐに踏み込めてしまう。

 

 それはスゴイですね。

ほんと、スゴイです。

自然に正しいフォーム、正しい筋肉の使い方になる。

でも、最初はそこがクセモノ。それまでの動きの癖が体に付いているので、

慣れないとそれまではなかった筋肉痛等を感じることがあります。

でも、使い続けていくと、筋肉まですこしずつ変わってくるのが分かります。

人によっては、正しい姿勢になったせいで脚が長く使えるようになり、

サドルの高さの微調整が必要になることもあります。

 

さすが、欧州の有名プロライダーも使っているインソールだけありますね。

従来はカスタムメイドしかなかったと思いますが、

このノンカスタムのインソールでも同じ効果が得られますか?

結論はYESです。

不思議に思われるかもしれませんが、

2013年にノンカスタムの製品を出して以来、

それまでフルカスタムのンソールを使用していたプロライダーたちも

ノンカスタムに切り替え、レースでもむしろ好んで使用していると聞いています。

 

フルカスタムもノンカスタムも機能に違いはないのですか?

(かなり買う気モードに入りつつあるシッチー)

これまでのフルカスタムのオーダーデータから標準値を導き出して規格化した結果、

97~98%のライダーにとって違いはないというデータが出ています。

残りの2~3%の人というのは身体機能に著しい偏り等がある方で、

一般のライダーではノンカスタムでまったく問題ありません。

 

種類はこの3タイプですか?

そうです。ソールスター・コントロール(ロード)とソールスター・コントロール(MTB)、そしてブラックはまだ日本に2セットしか入荷していない新製品です。
靴のサイズに合わせて、インソールを選ぶようになっており、サイズ展開は37~46(ヨーロッパサイズ)です。

左がロード用、右がMTB用 

新製品のブラック ガチのロードレース用

購入検討の方、見えますか?  参考までにサイズ対応表です

 

えっ、ブラックは新製品なんですか?! しかも、日本に2セットしかない‥。

(これから買うならそれでしょとシッチーの心の声)

はい。このブラックはまだ販売されていません。

展示会用に1セットと、私のテスト用に1セットの2セットが日本にあるだけです。

本格的に発売は欧州がサマーバケーションシーズンに入ってしまうことから、

今秋以降になると思います。

 

(残念。購入は今日は無理とアキラメつつも気を取り直して)

これまでのものとどこが違うのですか?

従来のインソールはつま先部分はロード、MTBのそれぞれに適した“しなり”がありました。

ブラックタイプはフルカーボン製で、踵からつま先までほぼ“しなり”ません。

厚さも他の2種より薄く、触ると分かりますがカッチカチです(笑)。

・軽い・硬い・薄い・水を弾く。とにかくパワーロスがない。ノーパワーロス!

まさに、志智さんのようなスプリントというかパワー型のライダー向きのインソールです。

普通のライダーには前のタイプをお勧めします。

また、水を弾くため、欧米ではトライアスリートも使用しています。

 

 ディビットさんが試された感想は?

先ほども言いましたが、ノーパワーロス!

そして、脚のどこが弱いか教えられた。

この硬いインソールでロングライドをするには、相応の脚力が要ります。

私はロングライドしたら、左足が疲れた。

つまり、左脚をもっと鍛える必要があるということです。

トレーニングへの応用が効くという意味でも、とても面白いインソールです。

 

 耐久性はどのくらいありますか?

1年で3万キロから4万キロ走るプロなんかは1年で交換しています。

そこまで走らない人はもっと保ちますが、

主素材がカーボンなので経年劣化との兼ね合いで交換する人が多いようです。

 

今日、普段自分が履いているサイクルシューズを持ってきたのですが、

購入するときの参考にインソールを合わせてみたいのですが。

 

サイズ41と展示品がジャストサイズだったシッチー

 

OK! いいですよ。ここにある展示品でサイズが合えば。

ブラックタイプの展示品がジャストサイズなのですが、試していいですか?

 

在庫がないので、今日の記念に販売するということもできませんがそれで良ければ。

 

というわけで、ここからはインソールお試しタイム!

これはGiro、ピッタリです。

シッチーはGiroとasicsを試しましたが、Giroはシューズにピッタリで

中でシッカリ固定できました。

一方のasicsは、日本メーカーで欧州メーカーと規格が違うということで、

ちょっとキツく、使用できるか不安が残るとデビット社長。

紐を緩めれば問題ないようにも感じましたが、使えるかどうかは

実走次第という感じでした。

 

さて、インソールの次にシッチーの興味を引いたのは本革のバーテープ「DiPell」。

確かに感触がすごく良くて滑らない。

こちらはイタリアから、上質な皮(牛革)を求めてオーストラリアに移住までしたという、

筋金入りの職人一家の手によるハイパフォーマンスな逸品。

 

デビット・ベッカムが履いているサッカーシューズもここの製品ということで、

このバーテープはそのハイパフォーマンスシューズと同様の皮で作られている。

ディビット社長いわく、滑らない、ベタつかない、縁がメクレてこない、自然にシッカリ巻ける。

手触り、耐久性、巻やすさ、どれをとっても他にはないハイパフォーマンスなバーテープとのこと。

次にバーテープを買うなら、これかなと心に思うシッチーなのであった。

 

今回の志智散歩はここまでです。

そしてこの後、意外な展開が。

そのお話はまた次回の志智散歩に続きます~。

 

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