プロ選手 等身大; アイサン 中島康晴 選手 篇

「一人ひとりが自分の役割をとことん果たす」

愛三で走る強味は、そう断言できる結束力 !

 

 

中島 康晴 (なかじま  やすはる) 選手

生年月日/1984年12月27日

出身/福井県

特徴(脚質)/ダウンヒラー

 

 

◎   自転車競技(ロードレース)を始められたキッカケは ?

中学生の時に卓球をやっていましたが、卓球は屋内競技で台も小さく、その「狭さ」がなんとなくストレスに。それで、兄の持っていた自転車が気分転換に良さそうに思え、コッソリ借りてその辺を走り回るように。その結果、風を切って「広い世界」を走る感覚にはまってしまい、高校に進学してから本格的に自転車競技を始めました。

 

◎   どのようなステップを経てプロ(愛三工業レーシングチーム)に?

高校時代、2002年、茨城総体でのロードレース準優勝など、それなりに成績を出せたことから、卒業後も競技を続けようと考えました。それで、合宿経験のあった鹿児島の練習環境が良かったので、鹿屋体育大学へ進学。大学ではインカレのロードレースで優勝、また、ツールド北海道でU23賞を獲ることなどができ、世界を意識するように。その流れの中で2006年、卒業とタイミングを同じく、日本で初の独立プロチームとして「エキップアサダ」が設立されると知り、加入させてもらいました。プロとしてのスタートを切ったエキップアサダは海外遠征も多く、貴重な経験を積ませてもらっていましたが、2009年、UCIコンチネンタルチームとしての活動を休止したことから、2010年、チームNIPPOに移籍。その後、2011年、福井県出身ということで同じ中部地区として昔から知り合いの選手も多かった愛三工業レーシングチーム(以下、愛三)に参加させていただくことになり、今に至っています。

 

◎ 愛三の印象は加入前と後とで変わりましたか?

加入前、外から見ている愛三は知り合いの選手がいるとはいえ、クローズドというか、ストイックで厳しいチームという印象を持っていました。正直、皆とうまくやっていけるか不安もありましたが、実際に中に入ってみるとどの選手も親しみやすい性格で、すぐに打ち解けることができました。チームワークがスゴクいいので、その結束の固さが外から見た時には、ちょっと打ち解けにくいイメージに見えたのかもしれません。

 

◎   中島選手は寮生活と伺いましたが、食事の管理はどうされていますか?

寮についてですが、自転車チーム専用というわけではなく、愛三工業株式会社の社員寮という形になります。ですから食事も朝と夜に出してもらえますが、いわゆるアスリート食ではありません。どうしても揚げ物とかが多くなる傾向があり、体づくりという観点からは良質なタンパク質やビタミンが不足しがち。そこで、寮の食事をベースにしつつ、足りない栄養素を自分で補うようにしています。実は鹿児島に行くことを決めた上で、選んだ鹿屋体育大学だったんですが、体育大学だけあってそこで得たスポーツ栄養学の知識とか、今も役に立っているので行って良かったです(笑)。

また、サポート企業のグリコさんから『パワープロテクション』のプロテインやサプリメントを、選手一人ひとりの要望に応じて提供していただけるので、食事で補えない部分やさらにプラスしたい栄養素はサプリメントも利用しています。

 

◎   これまでで一番印象に残っているレースは?

色々ありますが、愛三に入ってからですと、これまでに3回ほどリーダージャージを着させてもらっています。中でも2015年、ツアー・オブ・タイランドでの個人総合優勝が印象に残っています。

ツアー・オブ・タイランドでは2014年も個人総合優勝させてもらいましたが、この時は最終日にリーダーになりました。一方、2015年は、シリーズ途中(第4ステージ)からリーダーになり、そこから最終日までチームの皆んなに支えもらったおかげで総合優勝まで行くことができました。しかも、最終日には落車してしまい「終わった」と思った瞬間も。でも、その後もチームの皆んながアシストしてくれ、他の日本チーム選手のフェアプレーにも助けられ、最後まで走り切って総合優勝!。

愛三工業レーシングチームの選手一人ひとりが、チーム戦略に則って自分の役割をキチっと果たしたからこその総合優勝。まさに『チームの勝利』だったことが心に刻まれています。愛三の結束力と、その一員としての喜びや誇りを実感したツアーでもありました。

 

◎   最近ハマっているトレーニングとかありますか?

私も30代に入り、能力的、体力的な面での変化を感じるようになっています。そろそろ頭打ちかなと悩んだこともありますが、そんな時に支えになったのが先輩の綾部選手からのアドバイスです。最近は、綾部選手がやられているように、ロードレース以外の自転車競技に参加したり、また、ボルダリングも始めました。私は上半身の強化が課題なので、ボルダリングはかなり役立つのではと期待しています。新しいことにチャレンジすると最初は「なんでこんなにできないんだ」と自分にガッカリしますが、逆に出来ないからこそ伸びシロがあるんだと、これからも前向きに努力していきたいと思います。

 

◎  レース以外の活動にも力を入れられているそうですが?

「チャリとメガネ」で日本の素晴らしさを世界に伝えます♪ をモットーに、

自転車競技そのものの裾野を広げる活動にも力を入れています。

愛三はチームとしても自転車競技の普及活動を行っており、そういう面でも積極的にチーム貢献したいですね。

また、メガネは出身が福井県ということもあり、地元福井の鯖江市が誇るメガネ産業を発信したいと。というか、どちらも自分が大好きなものなので、それを広めるのが単純に楽しいという、ただそれだけです(笑)。

 

 

◎最後にファンの方にしてもらってうれしいことは?

 

レース中「ナカジー」とか声をかけてもらえるとうれしいですね。ファンの皆さんへは「いつも応援してくれてありがとう」とお伝えしつつ、これまでの結果に満足せず、さらに高みを目指していくので、これからも応援よろしくお願いします!

 

 

・・・「ロードレースは先の展開を読みながら走るのが楽しい」「どのタイミングで力を使うかがロードのポイント」等々、取材中ずっと笑顔でお話くださった中島選手。ロードレースの魅力を少しでも分かりやすく伝えようという心遣いが素敵でした。ご協力どうもありがとうございました。

シマノ鈴鹿国際ロードレース

 

次回は、福田 真平 選手のお話をご紹介します。

お楽しみに〜。

綾部勇成選手紹介記事はこちらから

福田真平選手紹介記事はこちらから

 

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