プロ選手 等身大/ アイサン 平塚 吉光選手 篇

爆風にも負けず、ヤモリやゴキブリにも負けず、

自分にも負けない、“引ける漢(オトコ)”を目指します!

  平塚 吉光(ひらつか よしみつ)選手

生年月日  1988年11月13日

出身地 静岡県

脚質  クライマー

 

 

最初に自転車のレースに興味を持ったきっかけを教えてください?

自転車は子どもの頃から好きでした。で、小学校の低学年の頃、自転車を買いに行ったお店のオーナーに勧められ、いきなりレース出場。即レースの面白さにハマってしまい、家の近くにあった自転車のクラブチームへ入会しました。しばらくすると周囲の方から「本格的にやりたいなら、このチームの兄貴分に当たるチームが東京の方にあるから移らないか」と勧められ、すでにかなり本気モードだったため喜んで東京のクラブチームに移り、小学生でも出られるレースに参戦していました。

 

プロになろうと思い始めたのはいつ頃から?

その東京のクラブチームがちょうどプロとアマチュアの中間くらいのチームで、上のメンバーにはオリンピックに出るような選手もいて、中にはプロになる方も。そういう方たちを身近で見ているうち、ただ憧れているだけでなく、自分もプロになりたいと自然と考えるようになっていました。それで自転車部がある高校(修善寺工業高校)へ入学し、インターハイなどに出場。卒業後はアマチュアのパールイズミ・スミタ・ラバネロに加入しました。

 

そこからアイサン加入までにどのようなステップを?

2009年の世界選手権U23ロードレースの代表に選んでいただき、(途中棄権なので大きなことは言えませんが)そうした活動ややる気を認めてもらったことで、2010年からはプロのシマノレーシングチームで走ることができるようになりました。シマノでもヨーロッパ(特にオランダ)など、海外でのレース経験を積ませていただくなど恵まれていたのですが、プロとしてさまざまなレースに出るうち、アイサンのチーム一丸となって目的に向かってひたむきに走る姿勢に魅かれ、一緒に走りたいと思うように。それで、思い切って自分から別府監督にコンタクトをとり、2013年に移籍させていただきました。

 

アイサンの一員になってみていかがでしたか?

中に入ると違った面が見えるのは当たり前ですが、自分が憧れた“ひたむきさ”については、「こんなに頑固な意志で走っていたのか!」と、改めて見直しました。

 

具体的にどんな時「強い意志」を感じられたのでしょう?

後半のレース運びがほぼ間違いなく見通せる時があります。例えば、アイサンの逃げがそのまま決まりそうだなというのが分かる展開とか。そういう時でも可能な限りそのままいかず、最初に意図していたレース展開にするべく有利な状況をあえてリセットし、レース全体をコントロールして理想とするゴールにもって行くことがあり、そういう時はそれができるチーム力にも感心しつつ、同じチームメイトなのですが、皆の意志の強さに感動してしまいます。

 

平塚選手ご自身はチームの中でどのような役割を?

小柄な体格を生かせる登りが得意なので(クライマー)、クライマーに有利なレースではエースを任せていただいたり、もちろんアシスト役もやらせてもらっています。ただ、どんなレースでも迷ったあげく行く時を逃し、チームに貢献できないのがすごく嫌なので、作戦を踏まえつつ、でも、ここ一番の時は自分の野生の勘を信じて前に行くようにしています。

 

クライマーの方にとってタマラナイ状態って?

僕の場合は登りの勾配がキツクなって、一人、また一人とちぎれて行き、最後気がついたら自分が先頭で引いている。しかも、後続とかなり距離がある、、、そんな状態のとき、「やるじゃん俺」と思えます(笑)。先頭だと沿道の応援も受けやすいですし、やはり気持ちがいいです。

とはいえ、くだりになるとイイ時と悪い時があったり、平地やゴール前のスプリントでは実力及ばず・・となりやすいので、オールラウンダーとしての自力をこれからもっと着けていきたいと考えています。

 

小柄ということですが、それで苦労されたこととかありますか?

僕は身長162cmなのですが、これって海外選手なんかと比べると本当に大人と子どもくらい違います。で、海外でのレースだったんですが、得意の登りが多い200キロコースで、20キロ過ぎた辺りから先頭になり、そのままゴールまで逃げが決まったことがありました。クライマー冥利に尽きるレースだったのですが、レース写真を見ると僕の姿がないんです。撮影のタイミングもあると思いますが、自分が先頭にいるにも関わらず、ちょっと角度が悪いとか、なにかしらあって必ず他の選手の陰になっていたんのです。先頭でゴールしたはずなのにゴール写真にも姿がないという。思わず一緒に走った先輩に「僕、居ましたよね」と確認してしまいました。

 

じゃあ、全部大きい選手の陰になってしまったんですね。

はい。笑えるんだけど笑えないというか、勝敗とは別の意味で凹みました(笑)。

ツアーオブジャパン・いなべステージ

 

他に苦労した思い出とかおありですか?

シマノの時のオランダでのレースかな。オランダって風車で有名なだけあって、日本では考えられない位の強風というか、爆風レベルでもレースをやるんです。で、スタート直後から集団が形成できず、てんでバラバラで走っていくのも珍しくない。他の国のロードレースではほとんど見られない状態に。ある時なんか200人でスタートして、僕も1時間くらい走って耐えられずに棄権したのですが、その時点で残っている選手が30名位だったという。170人も減るってどういう爆風なんだと、忘れられないレースになっています。

 

アジアではなにかありますか、食べ物とか?

18歳位からアジアのレースには参加していますが、食べ物で苦労した覚えはあまりないです。
ただし、虫がちょっと(実はかなり)苦手。あるホテルでベットメイキングをしようと何の気なしにマットレスを持ち上げたら、ゴキブリとかヤモリとかがワッと一斉に飛び出してきて、あれは恐怖体験でした。いまはアジアツアーに行っても、大概のことには免疫ができました(笑)。

 

色々なことに免疫ができた平塚選手が今力を入れているトレーニングは?

選手一人ひとりの課題に応じて、日々のトレーニングメニューは西谷コーチが考えてくださるので、まずはそれをしっかりやること。自分でやっていることとしては、ロードのファンライドドイベントに積極的に参加し、参加者の皆さんを引いて走ることです。ペース的には決して早くないのですが、自分で集団の動きを読みながらをコントロールし続けるというのが、実戦に直結するトレーニングになっています。

 

ファンライドとファンつながりと言うことで、最後にファンの皆さんにメッセージをいただけますか?

ゴール判定写真の時まで他の選手と被って

見えなくなってしまうくらいなので、

レース中、僕を見つけるのはなかなか大変かもとれません。

それだけに見かけた時は、

なにかいいことがあるかもしれませんので、

「ヒラツカ」とか「よっくん」とか、「よし~」でも、「ひら~」なんでもかまいません。

ぜひ、声援宜しくお願いいたします!

選手にとって皆さんの声援がなによりのエネルギーです!

 

・・・・・・・・・・・

今回の平塚選手のお話はここまでです。

次回は早川朋宏選手のご紹介です。ぜひ、お楽しみに~。

 

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