HOME連載 > 自転車徒然草第12回「はじめてのローラー台」ページ1

連載コラム

連載 自転車徒然草

next 2 1 back

第12回「はじめてのローラー台」

冬になると、寒さのために自転車で外を走るのがちょっとおっくうになる。ここ最近、僕も自転車に乗るのは通勤ライドぐらいで、毎週末欠かさなかったロードトレーニングはさぼりがち。やがて、このまま春が来るまでトレーニングをお休みするというのが例年のパターンであるのだが…。しかし、この冬はちょっとマジメに練習に励んでみようと、ローラー台を購入することにした。ローラー台があれば、寒くても、雨が降っても、部屋の中でトレーニングができる。冬の間もトレーニングを休まなければ、来季のロードレースやヒルクライムでもいい成績を残せるかもしれない。



ローラー台の種類と特長

ローラー台は、大きく分けて「3本ローラー」と「後輪固定型ローラー台」の2種類がある。「3本ローラー」は、その名の通り3本のローラードラムの上で乗車するタイプで、路上走行に近いトレーニングができる。ただ、乗りこなすには慣れが必要で、正しい乗車姿勢を守らないと、すぐふらついてローラーから落車することになる。つまり、これに乗れるようになれば自然とライディングフォームが矯正され、ペダリングスキルも向上するというわけだ。 一方、「後輪固定型ローラー台」は、後輪をハブ軸で固定して、乗っていても倒れる心配がないので、ケイデンスが低くなるような高負荷をかける筋力トレーニングに向いている。「タイヤドライブ式」というローラーとタイヤを接触させて負荷をかけるタイプと、「リムドライブ式」というリムをローラーで挟んで負荷をかけるタイプがある。



タイヤドライブ式のローラー台を購入

「タイヤドライブ式」は、ローラーをタイヤに押しつけて使うため、タイヤが摩耗しやすいのだが、初級者から上級者まで誰でも乗れて、扱いやすいので使っている人も多い。今回、僕が購入したローラー台も、このタイプ。ミノウラの「GYRO V130」といって、ミノウラの上位モデルのローラー台と同じ幅広い負荷範囲とパワー、静粛性を備えながら、コストパフォーマンスに優れたモデルである。

購入したローラー台、防振マットと専用タイヤ。早速箱を開けて使用の準備

ローラー台を買うにあたって、僕が一番気がかりだったのが振動と騒音だ。実際にタイヤドライブ式のローラー台を使っている自転車仲間に話を聞くと「3本ローラーよりは静かだが、やはり、それなりに音はする」といっていたし…。マンションに住んでいるので、お隣や階上・階下の住人に迷惑をかけては大変だ。そこで、ローラー台の振動や騒音が床に伝わるのを低減するウレタン製の防振マットを使うことにした。今回購入したミノウラの「トレーニングマット2」は、ローラー台を置く部分に厚みがあって、高い防振性が期待できそうである。

騒音と振動の対策に、マットを敷いて使うローラー台「GYRO V130」

タイヤドライブ式のローラー台はタイヤの減りが早い。そこで、硬く摩耗しにくくて、騒音も低減してくれるローラー台専用タイヤを使うことにした。ただ、練習のたびにタイヤを履き替えるのは面倒なので、タイヤを交換したらそのまま室内トレーニングと路上走行の両方をこなせるタイヤがいいなと思って、ミノウラのローラー台専用タイヤ「DUALIST」を購入。

ローラー台専用タイヤ「DUALIST」

ローラー台専用ホイールとして購入した、シマノ「WH-R500」

でも、やはりこの際、タイヤだけでなく安いホイールも買って、ホイールごとローラー台専用にしてしまおうと、ふと思ったのだ。
というわけで、シマノのホイールで一番安い「WH-R500」も買ってしまった。もちろんホイールにはスプロケットも必要で…。もともとのBontragerのホイールについていたスプロケットが105の11-25Tなので、これをローラー台専用の「WH-R500」につけ替えて、Bontragerの方には新たにULTEGRAの11-25Tをつけることにした。

いろいろ買いそろえていると、なんだかんだと出費が重なってしまった。これらをムダにしないためにも、しっかりとトレーニングに励まないといけないな。

back 1 2 next