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連載コラム

連載 自転車徒然草

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第26回「はじめてのクリート交換!」


自転車には消耗品というものがある。例えばタイヤ、路面との摩耗によって走れば走るだけすり減っていく。チェーンやスプロケットなども、使っていると摩耗して変速がスムーズにおこなわれなくなる。ブレーキシューやワイヤー類など、その他にも寿命の長短はあるけれど自転車のパーツはどれも交換が必要になる。ただ、定期的にパーツ交換することで、愛車と長くつきあっていけるはずだ。

僕のロードバイクの場合、タイヤとチューブは昨年9月に交換した。チェーンとスプロケットも一昨年の年末に交換したので、まだこのまま乗れそうだ。でも、いい加減、交換しなければいけないのが「ブレーキシュー」。今乗っているロードバイクを買って3年近く、一度も交換していないので、ずいぶんとすり減ってきている。ブレーキシューの摩耗は、制動力の低下につながるので交換しなければと思いつつそのままになっている…。


すり減ってゴムが薄くなったブレーキシュー

もうひとつ、取り急ぎ交換しなければいけないパーツがある。ロードバイクと一体となって走るための必須アイテム「クリート」である。



ぺダルの脱着で摩耗!クリートも消耗品

自分の足がエンジンとなる自転車。その漕ぐ力を最大限に活かしてくれるのがビンディングペダルだ。スキーでいうところのビンディングと同じようにシューズをペダルに固定するため、ペダルを踏む力に加えて引き上げる力(引き足)も利用して走ることができる。このビンディングペダルとシューズをつなぐパーツが「クリート」である。
クリートは、ペダルとの脱着を繰り返すうちにどんどん摩耗していく。これもまた消耗品のひとつだ。僕のサイクルシューズについているクリートは、すでに3年近く使っているのでかなりボロボロの状態である。通常、シマノのSPD-SLクリートの場合、黄色い滑り止めゴムブロックが、ある程度すり減ってきたら交換の時期。3年も使えば、黄色い部分はかなり摩耗していたのだが、さほど脱着に違和感も感じれなかったので、そのまま使っていた。


黄色い滑り止めゴムも消滅!ボロボロの状態のクリート

ところが今年の初め、お千代保稲荷まで初詣ライドに出かけて、帰宅した時には写真のように黄色い部分が完全に削れてなくなってしまっていた。これはもう交換しなければいけない。 信号待ちで外すのは左足のクリートばかりなので、やはり左足のクリートの方が痛みも激しいようだ。


クリートがすり減るように、かかともすり減っていく

僕が履いているSIDIのサイクルシューズは、かかとの部分「ラバーヒール」を交換できる。クリートと同様に、かかともずいぶんとすり減っていたので、こちらも合わせて交換することにした。
用意したのはシマノの「SPD-SLクリート」(1,950円)とSIDIの交換用「ラバーヒール」(600円)、締めて2,550円。クリートの取り付けはシューズ購入時にサイクルショップでやってれたので、自分でクリート交換するのは、今回が初めて。さて、うまくいくかな…。


シマノのSPD-SLクリート


SIDIの交換用ラバーヒール


サイクルシューズのかかとを交換

まずは、サイクルシューズの「ラバーヒール」を交換。プラスドライバーでネジをゆるめて、古いラバーヒールを取り外していく。右側のかかとを取り外し、左側に取りかかろうとすると、ドライバーが噛まない。歩き方のクセによるものか、あるいは信号待ちで左足を地面につくことが多いためなのか、左足のかかとの減りが激しく、ねじ山がつぶれている状態だった。これはヤバイ!交換できないぞ。なんとか頑張ってネジを回そうとするが、どうもうまくいかない。もったいないから使えるところまで使おうと、交換をケチるとこんな風にネジがダメになって取れなくなっちゃうんだな…。やはり消耗品は、早めに交換するのがよいようだ。


左足のラバーヒールは、ねじ山がつぶれて交換できなかった

ロード用のクリートは、自転車を漕ぐ力を効率よくペダルに伝えるために、クリートが大きめでシューズとペダルの接触面も広くなっている。


新品を見ると、いかにすり減っているかがよくわかる

ただし、クリートがサイクルシューズの底に突出する形で取り付けられているので、自転車を降りた時に歩きにくいのが難点。ペダリング効率を追求し、基本的に歩くことは考えられていないのだ。サイクリングなどに出かけた時は、休憩時に多少は歩くことになるので、どうしてもクリートは摩耗していく。


ボルトは3か所、アーレンキーでゆるめてクリートを外す

では、すり減ったクリートの交換作業を開始。まずは4mmアーレンキーを使ってボルトをゆるめ、クリートを取り外す。

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