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連載コラム

連載 志智散歩

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第20回「プロのサイクルアスリートが、アマチュアにポジショニングを依頼!?」

記念すべき(?)第20回の志智散歩は、三重県津市にある、とあるお宅のガレージにおじゃましました。ここには自転車やパーツ類が溢れているほか、専門ショップでしかお目にかかれないような自転車計量器やメンテナンス・ワークスタンドも置かれていて、どうみても自転車のプロショップです。



サイクリストには宝箱のようなガレージのオーナーは、三重県でサイクリングチームのリーダー的存在の通称「隊長」。今回の訪問のきっかけは、シッチーの競輪仲間の小谷選手の自転車のセッティングを、なんと隊長が担当しているとの情報を聞きつけて。「自転車のプロ(小谷文吾選手)が、アマチュア(隊長)にセッティングをしてもらっているの!?」と当初、半信半疑なシッチーでしたが、ガレージに足を踏み入れた途端、その疑いは見事に消え去りました。



シッチーが訪問の際に、自身の愛車であるチタンフレームの「LITESPEED」を持ちこんでいました。そんなこともあって、ガレージの中で目に止まったのが、同じくチタン製自転車の「MERLIN」でした。「これは私の愛車で、1992年頃のモデルです。当時、まだインターネットがなかったのでアメリカのメーカーに直接FAXして購入したんですよ。日本の定価が40万円台でしたが、円高の影響からドルで購入すると20万円台になった。独身最後に、ということで思い切りました」。今でもレースやトレーニングで活躍しているそうで、数ある自転車の中でも、隊長の自慢の1台だそうです。






さっそく2人は互いの「チタン製」自転車を並べ、小谷選手も含めて3人で「チタンうんちく」が始まりました。隊長もシッチーも「チタン」には、一家言あるようで、「チタンって地味だけど、割高だから買うとなると、勇気がいるよね」「チタンは自転車のつなぎ目がキレイで、まさに職人技って感じ」「もともと軍需産業用のチタンを活用したので、チタンというとアメリカが強い」「速さだけなら、カーボン製だけど、乗り心地ではチタン製にかなわない」「車に例えるとカーボンがフランス車でチタンがドイツ車」と評価する意見もあれば、「どうも最近のチタン製って、どうかと思う。新しいことをやろうとして、何か失敗しているような気がするんだよ」などのダメ出しも。皆、とにかくチタンに対して相当なこだわりがあるようです。



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