筧五郎(さんを勝手に)追う・・・★練習会の秘密に迫る④

「なぜ、(口の悪い)自分の練習会にみんなが来てくれるのか分からない」と

笑う筧さん。そんな筧さんにさらに食い下がり、引き続き「筧五郎の練習会」の

魅力に迫ります。

(前回の記事はこちらから)

 

どうして「筧さんの練習会はいい」と言われるのか、

筧さんご自身が思い当ることは?

 

 

 

筧さん(以下、敬称略)  僕が思い当たることなので、実際に皆さんが感じていることとは違うかもしれませんが、「“チギレ”る人を出さない」という練習ポリシーに集約されるように思います。

 

秋本さん(以下、敬称略)  そういえば、この間の練習で僕が先行して走った際、折り返し地点も過ぎてゴールまで行ってから後続の人を待っていたら、筧さんから怒られてしまいました。その時に「自分のことだけを考えて走るなら、この練習会の意味がないだろう」と筧さんに言われたんですよね。

 

 のりへいは体重がある=パワーがあるため、基本的に皆を引いて行くように言っています。それが、先行しすぎて後続をチギル形になってしまった。そのこと自体は、いろいろな要因が重なってそうなることもあると思うので別にかまわないのです。問題は折り返し地点を過ぎて、さらにゴールまで一人で行ってしまったこと。練習会はあくまで「練習」でレースとは目的が違います。だから「自分さえ良ければいい」というのではダメ。常に一緒に練習している仲間のことを考えて、自分も仲間もお互いに高め合えるような練習をする。仲間の走りに必要なことは何かを考え、そのプラスになるような走りをすることで、レース展開を読む力とか、自分自身にも地力がつくようにしていく。少なくともそういう努力をしてほしい。それがしたくなければ一人でやれと(笑)。

 

秋本 僕自身、最初はゴールで待っていればいいだろうと考えていましたが、筧さんにそこまで説明されて、考えが足りなかったなと反省しました。筧さんは怒る時も注意してくれる時も、「なぜか」まで掘り下げて説明してくれるので、こちらも納得しやすいです。

 

 そういう僕も、もともとそういう人間だったわけではなく、のりへいに似た時代もあったんですが(笑)

 

 

それはいつ頃の、どういうお話ですか?

 

 20代の頃。長野の方で鈴木雷太さんに師事していた時の話です。ちょうど、現在ののりへいと同じ位の年齢かな。5、6人で練習した時のことですが、自分の強さをみんなに見せつけるような走りをして、鈴木さんにちょうど僕がのりへいにしたように怒られたんです。しかも、のりへいと違って、鈴木さんの怒りの原因をすぐには理解しきれなかった。

本当にその意味が分かるまで、それから10年近くかかりました。

鈴木さんは「一人は皆のために、皆は一人のために。One for all, All for one」と、良くおっしゃっていましたが、本当にその通りだと思います。この言葉は、今は僕にとっても座右の銘です。

 

 

実際、筧さんの練習会に出ている方は、レース結果にも結び付いていると伺ったのですが?

 

 ありがとうございます。一番分かりやすいのは兄ちゃんかな(笑)。他の皆もそれぞれフィールドは違いますが、なんらかのレースでトップを取れているので、トレーニング・メソッドとしても一定の効果はあると考えています。今後も、一人ひとりの課題に合わせ、同じコースを走りながら、いかにカスタマイズした課題を提示できるか、僕自身のチャレンジと捕えてより考えていきたいですね。

 

 

 

……………「筧五郎の練習会」の評判を聞き、最近は参加希望の方が増えているそう。

次回は、そんな方々のために、あえて筧さんの本音「こんな参加者はNG?!」を

ご紹介します。

 

 

筧五郎さん戦歴・プロフィール等過去の記事はコチラから

前回の記事はコチラから

筧さんのお兄さん(太一さん)の過去記事はコチラから

 


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