1kmタイムトライアル覇者とクランク/全日本プロ選手権自転車競技大会編 その2

前回からの続きです。

前回の記事、1kmタイムトライアルで優勝した「新田祐大選手」の記事はコチラから

 

優勝した新田さんのマシンの試み・・・・。それに携わった方のドキドキについてご紹介します。ドキドキしたのはこの方!!

 

 

 

知る人ぞ知る自転車のフレーム「エボルバー代表・湯川竜さん」です。

湯川さんについては過去記事をご覧ください。

 

ドキドキとは縁遠いように見える湯川さんですが、今回ばかりはかなりのプレッシャーの中、新田さんのレースを見守っていたようです。

 

 

「新田さんとの出会いは約2年前。競輪界トップレーサーである“深谷知広”選手のつながりで知り合いました。深谷君が使ってくれているということで、抵抗感なく安心して使ってくれたんですよね。

深谷知広選手

 

それで、今回も“クランクのおもしろいのを作ってるので、使ってみない?”と声をかけたんです。新田君のようにスプリント選手は剛性を上げた物が良くって・・・・。」

 

 

 

剛性上げるって?

「ニュートン計算するんですが、通常の10%位上げています。もちろんへし折れることはないけどね。たわみ、ゆがみ、ひずみなし・・・。つまり遊びがないように製作してあります。

今はみんななんでもカーボンやセラミックって流れなんだけど、ある意味、こういう力をかける回転部分に対してはアルミの方が良かったりする。

 

当然フレームはカーボンにいっちゃってるけど、全部がカーボンだとこれまた駄目だったりするんですよ。

 

結果が出てよかったですね。

「出たから良かったけど・・・、でも不安ですよね。もちろんテストはしてきましたけど、剛性のね。機械にかけてテストしてデータの数値はでるんだけど、やっぱり人間が踏むと機械とは違う部分、色んな方向に力がかかるから、一番怖いのが不具合による破損・・・事故だよね。なんでも最初に試すのは不安。しかもこういった正式の場所なんて・・。練習中にお願いします・・ならいいんだけど、公式戦で初めて試すって言うのはね・・・(汗)」

 

えっ??今日が初めてだったんですか?

「そうなんだよね。今日がぶっつけ本番みたいなもんだったんですよ。」

 

そうだったんですか・・・だから湯川さんがいつもと少し違ってたんだ・・(笑)でも、信頼関係が気付けてたからこそ出来たことですね。

「というか・・・その間に深谷君が入ってくれてるから、安心してじゃあ・・・て事になったんだけどね。でもとにかく僕はプレッシャーがすごくかかっちゃたよね。」

 レース後、新田さんの自転車を囲んで・・・深谷さん、新田さん、湯川さん

 

応援しながらハラハラドキドキだったってことですね

「まあそうです・・・そうです・・・・そうです・・・・」

と、ただよってくる安堵感・・・。

 

「僕はメーカーに指示して既存のものとは完全別けた特別仕様という意味合いでダブルネームで出させてもらってるんで、メーカーも喜ぶかと・・・。今後、名古屋では店舗さんから引き合いがあれば出していきます。現在は名古屋のショップ『ねこのじてんしゃ屋さん』から注文が可能。直接私に問い合わしていただいてもいいですし。基本は選手にダイレクトに提供していくスタンスです。

それから・・・・、クランクだけでなく相性の良いフレームに出会うと、よりいい結果が出る可能性はある。エボルバーのフレームであのクランクを使うとさらに踏める人はさらに早くなる・・・と思うんだよね。次期モデルのエボルバーはクランクセット込みで発表する予定です。」

・・・・・と、1kmタイムトライアルで見事1位に輝いた新田選手の自転車「クランク」について、ぶっつけ本番というびっくり仰天なお話の中での、ドキドキハラハラ感動話を聞かせていただきました。

 

 

一通りのお話を伺うと、本当に疲れた様子の湯川さん。嬉しさよりもむしろ無事に終わった!!安堵感を漂わせていました。

 

いつもパワフルな湯川さんのこんなお疲れ姿をみるのは初めてのスタッフ。

それだけ、今回の試みへのプレッシャーが大きかったことがわかりました。

 

無事に走りきり、1位という結果も出せることが出来て・・・・湯川さん、新田さん、おめでとうございました。

 

次回は、ぶっつけ本番で使った「クランク」について、湯川さんと新田さんお二人のインタビューを紹介します。

乞うご期待!!

続きの記事はこちらから

 

Cyclejamでは、

更新情報やニュースをお届けするツイッターを配信中!

みなさん、フォローお願いします!!

@Cyclejaminfo

 

facebookもよろしくお願いします♪

 


コメントは受け付けていません。