ペダリングマスター足巧、開発者・栢野忠夫さんに密着・・・その1

ペダリングマスター足巧(以下、足巧)の開発者である栢野忠夫さん。取材でお会いする度に、奥の深い人・・・・という印象が強くなり、いったい何をどう考えているんだろうか?いったい、人間の体ってどうなってるんだろうか?どう動かすべきなんだろうか・・・と、栢野さんへの関心は高まっていきました。

 

そんな時、足巧に興味をもたれた大阪堺市のワールドサイクルさんを栢野さんがお訪ねすると聞きつけたスタッフ。

栢野さんを知るなら「今でしょ!!」と、密着取材を即決したのであります。

 

ご対応いただいたのは

営業部長の岩田康裕さん(写真左)と営業の中島弘人さん(写真右)のお二人。

 

事前に足巧と、栢野さんの著書「動く骨(コツ)」が届けられており、

実践済みの中島さんは、どうやら足巧には「?????」のご様子。

 

聞いてみると「上死点と下死点が異常に離れるので、サドル高の上下とか、Qファクターが広くなるとか・・・・、通常の自転車に乗っている感覚とちがってくる部分に違和感がある」という点が「?????」の理由のようでした。

そこで栢野さんは

「例えばギターなど楽器の演奏をする時、演奏前に音合わせ(チューニング:調律)をしますよね。音がズレたらいっくら技術をあげてもだめなんですよ。確かに音はでます。似たような演奏は出来るんです。でも聴く人が聴けばちがうぞ!!ってなる・・・。運動神経も同じ。だからまずは運動神経の音合わせをしないとダメなんです。音が合っていないと音がずれているからいっくら一生懸命やろうとしたって、技術を上げたって、無駄、良い音色の曲を奏でることはできません。

それから・・・・、ロボットの場合、プログラムされた方法でしか歩けませんから、もし違う歩き方をしようとすると倒れます。でも人間はどんな歩き方だって歩けるでしょ。だから厄介なんです。ある意味、器用と言えるこの能力が勘違いを招くんです。“歩けているからこれで良い”といった具合に。どう歩いているかを見直さないと、本来ではない歩き方を工夫して、器用に成り立たせている。理想は、本来の歩きが出来るように運動神経を調律(音合わせ)して、更なる高度な歩き方へと技術を高めるために器用さを用いる様子です。これと一緒で、どんな乗り方であろうが自転車に乗れてしまうんです・・・。だから間違いに気付かないんですよね」と、なかなか自分ではわからない自分の運動神経、クセによる無駄ともいえる動きについて説明され、中島さんの違和感についてこう続けました。

 

「実は、上死点で生じるベクトルは上方に向いているのではなく、前方要素を持って下方に向いています。ということで、この様子を見える化(表面化)するとクランクのペダル取付け部より下を通るんです。私の感じている本来のペダリングではね。でもみんなは勘違いして上をまわそうとして引き上げちゃう。実際には上死点にいくときには、引き上げるんじゃなくて、返しているのでクランクの下を通っているんです・・・」と。

そんな栢野さんの応えに「へえー!そうなんですか!?」と驚きを隠せないお二人・・・。

 

「そうなんですよ・・・。みんな勘違いしてるんです。その勘違いが起きているからペダリングがうまくいかないんです」

 

こんな感じで半信半疑の中島さんと、足巧を試していない岩田さんに向けて、足巧の正しい使い方(?)講習会が進んでいきました。

使い方説明・・といっても、使用方法を簡単に説明するだけでは伝えられないし意味がないともいえる足巧。

足の使い方、動かし方、ペダルの踏み変え・・・・踏み出す&踏み引くの重要性はもちろん、頭の動き、手の動き、つまり全身の動きがいかに大事かを、時には体の動きを交えながら進められました。

「足巧でお伝えしている足の使い方は、全身の使い方の足への現れを部分視しているだけで、あくまでも、この部分を体現する全体(全身)の操り方が大切なんです。」といった具合に、そうです・・・まるで個人セミナーかのようでした。

 

お二人とももちろん自転車を乗っているだけでなく、色々なトレーニングツールを試されているだけあって、具体的な質問が次から次へと出てきました。

かなりレベルの高い話が飛び交い、スタッフは半分以上、理解不能な状態に陥りましたが、時折、ビミョウな感じで話題に入り込んだりしながらも、なんとか最後までついていったというのが本音です(汗)。

 

大まかな体の動きを理解された状態で、やはり、正しい足巧の使い方が見たいです・・・との要望をうけ、栢野さんが急遽、実施することになりました。

即行・・・栢野忠夫「足巧」実践講習会がスタートです。

 

まさしく百聞は一見にしかず・・・・・

中島さんの最初の疑問「上死点でクランクが長くなる・・・・」がこれで一気に解決されました。

 

「この位置で・・・・、というかこんな位置ですでに回転しているんですね!!!

確かにこれなら上死点の位置で、逆にクランクが短いくらい・・・・」

 

どの位置で、どのタイミングで足が回転しているのかを、ペダルをゆっくり踏みながら丁寧に説明する栢野さん。そしてそれを食い入るように見つめるお二人・・・・。動きを必ずモノにしてみせる!!という熱い思いが栢野さんへと伝わり、栢野さんからも、しっかり伝えたい・・・という思いが伝わってきました。

それぞれ違う立場にいながらも、“同じ方向に向かう思いが重なる場”に立ち合うことができ、感動したスタッフ・・・・・。

真剣な思いをぶつけ合うのってステキですね・・・。

 

サイクルジャムでも販売させていただいている「ペダリングマスター 足巧」

ただ売るだけではいけない!

「ペダリングマスター 足巧」の性能、機能、そして役割・意味をしっかり伝えていかなくては!と改めて思いました。

 

 

栢野さんに密着・・・は続きます・・・・・。

乞うご期待!!

 

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