幸壬 学さんwith小平奈緒選手③…ロードトレーニング編

気になるあの人、MBKの幸壬 学さんwith小平奈緒選手の第3回は、

毎週日曜日に行われるロードバイクでの登坂トレーニングをレポートします。

第1回の記事はコチラから

第2回の記事はコチラから 

 

◎小平選手のロードバイクの特長は?

 

今オフシーズンは、毎週木曜日のバンクでのトレーニングと並び、毎週日曜日はロードバイクによるトレーニングを行っています。内容としては、登坂練習並びに登坂での短いもがき(高負荷&高ケイデンスのダッシュメニュー)の練習がほとんどとなるため、ジオメトリー寸法を、登坂時において、ダンシングの姿勢で乗った時に安定するように設計しています。

市販のカーボン製のロードフレームでは、小平奈緒選手の場合、トレーニング効果が薄いと思われたため。フルオーダーの自転車を準備しました。

また、ピストバイクと同様、バイク乗車時の姿勢とスケート時の姿勢の相関を見極め、なるべくスケート時に使われるのと同じ筋肉を刺激できるようにしています。

さらに、上半身と下半身の連動性を感じてもらうため、腕や体幹がしっかり使えないと、脚力だけではバイクトレーニングをこなせないトレーニングメニューを設定し、上半身のトレーニングも同時に行えるようにしています。

小平奈緒選手 トレーニング仕様車

 

 

◎細かな仕様について、もう少し具体的に教えて頂けますか?

 

例えば、ロード練習用の自転車の素材パイプは、男子の競輪選手でも硬いと言われる高張力の熱処理パイプ(カイセイ019アルティマ+022)を使用。

フロントフォークは1mmの丈夫な素材、チェーンステイ&シートステイも彼女のパワー(スクワット130kgを楽に3~5回をこなす)を受け止められるしっかりしたパイプを使っています。

また、ハンドルは、競輪用のモノを使用し、前傾姿勢がより深く取れるようにしています。

さらに、乗車時の肩の位置が大事な要素になるので、そこからくる上半身の前傾具合、そして、骨盤の位置や股関節の稼働範囲等も考慮のうえ、クランク長やフレームのトップチューブの長さ等も十分考慮して、なるべくスケート時に役立つポジションを出しています。その上で、シッティング時の下肢への影響も考慮し、トータルでポジション出しを行っています。

なお、シートアングルは少し立て気味にしています。

トレーニング中の小平奈緒選手

宮崎麻衣選手も同行

次回、幸壬 学さんwith小平奈緒選手④…小平選手の本音編はコチラから


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