志知散歩スピンオフ                    サイクルカジュアルブランド 「ファーブル」訪問記・・・②

前回の予告どおり、今回はサイクル カジュアル ブランド「Farble(ファーブル)」の誕生秘話に迫ります。

 

前回の記事はこちらから

 

 

‥‥‥社名でもあるFarble(ファーブル)」を冠したブランド誕生のキッカケは?

 

田中部長(以下、敬称略)「これもご来社頂いたから分かると思いますが、当社は公共交通機関からの距離が遠んです。というと、普通は自動車通勤になると思うのですが、健康志向の社員が多いせいか、かなりの社員が自転車通勤をしています。そんな社員たち、中でも女性陣から「一般的なサイクルウエアはハード過ぎて着にくい」という意見があり、それならいっそ自分たちの着たいサイクルウエアを創ったらどうかという話に」

 

西脇社長(以下、敬称略)「それが、いまからちょうど5年くらい前です。ちょうどその頃、当社の縫製技術を認めて下さり、自社ブランドを立ち上げたらとアドバイスしてくれる方もいて、県の地域産業課の新規ビジネス助成事業に応募。それが見事採用されたこともあり、本格的なブランドプロジェクトとしてスタート。当社初の自社ブランド商品ということで、思い入れのある社名のファーブルをブランドネームしたというわけです」

 

 右から、西脇社長と田中部長

 

 

 

‥‥‥ファーブルブランドのデザインは、ポタリングを意識されているそうですが、その辺りもフィールドワークで昆虫観察を続けたファーブル先生とイメージが重なりますね。

 

 

西脇「そう言って頂けるとうれしいですね。また、ファーブル昆虫記は子どもたちに人気ということもあり、当社のファーブルブランドのアイテムも、家族を意識した商品展開を考えています」

 

田中「飼い主とお揃いでコーディネートできる、犬用ウエアまで揃っているのですよ」

(と、愛犬家の編集スタッフはここで思わず身を乗り出してしまいました)

 

西脇「デザインはオシャレな街の風景にもマッチし、でも、サイクルウエアとしての快適性も譲れない。デザイン性は女性社員の、機能性は男性社員の、それぞれの意見を尊重。いいとこ取りでモノづくりをしています(笑)」

 

田中「ファーブルブランドのアイテムは、市場に出す前に実際に社員が着て、自転車に乗って、イメージ通りにできているかどうか確かめています。だから、どの商品にも私達自身愛着があります。さらに、タイヤチューブを加工したサイクルバックなど、こだわりのオリジナルグッズをリーズナブルな価格で生み出せるのも、縫製工場ならではのメリットだと思います」

 

縫製時にミシン針にゴムが付着するなど製造に苦労したそう。
大変なので現物限り、再生産の予定なしの激レアバック!

 

 

 

西脇「正直、ファーブルブランドだけで商売をしようしいう段階ではありませんが、社員の皆がモノづくりを楽しみ、自分たちも喜んで着られる、使えるモノを創っている。そのことをとてもうれしく、誇りに思っています」

 

田中「ファーブルブランドの販売は、百貨店の催事と軽井沢のラ・シャンブル・ド・タカネの店舗で行っていますが、特に、百貨店の催事で好評なのは、自分たちも着たい&使いたいモノづくりにこだわっているからだと自負しています」

 

 

 

自転車好きの社員の皆さんの「あったらいいな」を詰めこんで誕生したファーブルブランド。

次回は、いよいよその縫製技術のスゴさに迫ります~。

 

 

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【取材MEMO】

株式会社ファーブル

http://www.farble.co.jp/pc/
〒503-0608 岐阜県海津市海津町鹿野85-2
0584-53-2323

 

 


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