ザック・レイノルズさん③…自転車と家族と将来編

前回に続き、在日歴約15年、オーストラリアからやって来た

「速い・イケメン」のザック・レイノルズさんのインタビューをお届けします。

第3回目となる今回は、ザックさんにとって自転車(競技)とは、家族、

そして将来についてもお伺いしてみました。

最後には、ザックさんから皆さんへのメッセージもあります。

それではザックさんのお話をお楽しみください〜。

前回の記事はコチラから

 

自転車に転向してからもザックさんが競技にこだわる

理由って何かあるのですか?

 

実は3年くらい前、初めての子供が生まれたのを機に、
仕事も忙しいし、競技はそろそろ引退しようと考え、
レースもちょっとお休みした時期がありました。

ところが、「競技はもうやらなくていい」と考えた途端、以前ほど
自転車に乗るのが楽しくなくなってしまったのです。

それで自分は「自転車競技」が好きなんだと、改めて実感しました。
以来、実業団の登録基準でもある年3回は絶対どこかのレースに
参加しようと決め、トレーニングも続けています。

 

競技の「何」がザックさんをそんなに引き付けるのでしょう?

 

一言でいうと「楽しい」 「好き」!

 

具体的にどんなところが?

 

いろいろありますが、まず、自分の限界を試せること。
もちろん、そこに結果が伴えば一番いいのですが、
もし成績が思ったほどでなくても、
その時々で自分のベストの走りができれば達成感が得られ、
それがまた次のレースのモチベーションになり、
日常的なトレーニングの励みにもなります。

目標に向かって走るのがとにかく「好き」だし「楽しい」ですね。
もちろん、イナーメの仲間や顔見知りの皆と走れるのも楽しいですし、
単純に「競争」そのものが楽しいということもあります。

 

 

ヒルクライムとロードレースではどちらがお好きなんですか?

 

ロードレースかな。集団の中でレース展開を予測して、

いろんな駆け引きをしながら走るのが面白いです。

コースも登りあり、下りありで変化があって楽しめます。

 

それに比べてヒルクライムは、、、う〜ん、ただ辛いだけ(笑)。

 

辛いだけなんですか?

 

ヒルクライム競技で勝とう思ったら、辛いと感じるくらい追い込んで
全力で走らないといけないですから。

ひたすら登りで、景色を見る余裕もない(笑)。

 

ザックさんがお好きなコースってあるのですか?

 

1番好きなのは、実業団レースの輪島(石川県)のコースです。

高低差が結構あって私の得意な登りとの相性もいいし、
緩急さまざまなカーブがあったりと、
コースが変化に富んでいて景色もいいです。

最近は仕事優先で、レースの方は年間3レースくらいですが、
その中でも輪島だけは絶対に走ろうと決めていて、
会社に協力して頂き、仕事の方も休ませてもらっています。

 

仕事優先というのは、ご家族のことも意識されて?

 

はい。家族に対する責任もありますから。
でも無理をしてとかいうのではなくて、
自然な気持ちで大切にしたいと思える存在ですね。

 

子どもさんも自転車を?

 

下の女の子はまだ1歳にもなっていないので無理ですが、

上の男の子とはストライダーで遊んでいます。

 

子どもさんにもレースをさせてみたい?

 

そうですね。折を見て子どものレース会場に連れて行ってあげようと思っています。

それを見て子どもが「やりたい」と言えば、やらせてあげようと思います。

 

ザックさんはオーストラリアに帰るご予定はあるのですか?

 

将来的にはそうなると思います。日本でいう「長男」なので、
両親のことも考えないといけませんし。

その時に備えて、子どもたちとは家の中では英語で会話をするようにしています。
で、妻(日本人)も英語に慣れるようにと子どもに英語で話しかけるのですが、
子どもの方が「ママは日本語(の係りだから)で話して」と(笑)。
3歳ですが、日本語と英語の違いは理解しているようで、
子どもなりに両方の言葉を覚えようとしているのかなぁ。
そういうのを見ていると、子どもには大人が想像する以上の
可能性があるんだなと感じます。

 

オーストラリアに帰られる日が来るのは寂しい気もします。
では最後に、サイクルジャムを見ている方たちへのメッセージをお願いします。

 

ちょっと恥ずかしいですね。そうだなぁ、、、
自分に合った自転車の楽しみ方をぜひ、見つけて頂きたいと思います。

そして、息の長い自転車ライフを楽しんで頂きたいですね。

私はロードやヒルクライム競技をベースに楽しんでいますが、
私より年齢が上でも、成績上位の方がいらっしゃるのを目の当たりにすると、
年齢を言い訳にして競技から引退するのはまだ早いと思うし、
まだまだ頑張ろうと思います。

競技にもいろんな種類がありますし、
それに応じて自転車もいろいろなタイプがあります。
もちろん、普通にサイクリングをするだけでもいい。

競技中心の方でも、リフレッシュのために違うタイプの自転車を
楽しむのもお勧めです。

オープンな気持ちで、ぜひ、自転車のある生活を楽しんでください。

 


気になるあの人、ザック・レイノルズさんのお話はこれにて終了です。

ザックさん、そして株式会社フタバ商店の皆さん、
お仕事中にも関わらず取材へのご協力本当にありがとうございました。

おかげで自転車を通じて年齢や性別はもちろん、
国籍も超えて人生を輝かせる体験ができることを知ることができました。
そして、こういう素敵な体験談の数々をこれからもご紹介していけるように頑張ろうと、
気持ちを新たにしたサイクルジャム編集部なのでした。

 

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【取材MEMO】

 

 

 

株式会社フタバ商店

http://www.e-ftb.co.jp/

 

 

 

 

 

 


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