体幹パーソナルトレーニング…やさしい悪魔編

皆さんこんにちは。シッチーです。

 

 

今回の志智散歩は、前回に続き吉村接骨院の吉村真治院長のお話です。

 前回の記事はコチラから

それでは早速、前回の予告通りシッチーによる吉村先生へのインタビューをお届けしましょう。

 

接骨院を開業しながら、スポーツトレーナーも初められた理由は ?

 

第一には、当院に治療に来られるスポーツ選手の皆さんと接する中で、

治療後の競技復帰がスムーズにできるよう、もっとできることをしたいとの思いからでした。

 

さらに、そうしたことを思い始めたタイミングで、

森永製菓のウィダーのスタッフから、スポーツトレーナーの資格取得を進められ、

数年かけて取得するつもりで勉強を始めたところ、1年目で資格取得できたこと。

 

しかも、ここからが“運命の出会い”なのですが、

その勉強会へ行く電車の中で、尊敬する龍谷大学のスポーツサイエンスコースの

長谷川裕(はせがわひろし)教授にお会いし、直接言葉を交わしたことです。

教授との偶然の出会いがなければ、

ここまで本格的にトレーナーとしての勉強をしようとは思わなかったでしょう。

 

それ、なんだか分かりますね。

人は何か求めるものがあるとき、本当にそれを必要としていると、

運命的な出来事に遭遇するのだと思います。

そこで長谷川教授と出会ったということは、

吉村先生が求める世界も先生を待っていたということだったのでしょうね。

 

そうです。

確かに心の奥深くでは、すでにトレーナーとして

確固たる知識と技能を修得したいと意識していたように思います。

 

それに、先生ご自身もスキーをはじめ、数多くのスポーツを体験されていますよね。

 

無類のスポーツ好きと言っていいでしょう(笑)

ハンドボール、柔道、バスケットボール、自転車ロードレース、マラソン、モーグルスキー、ウエイクボード、インラインスケートと、ザッとこんな感じでしょうか。

とにかく数多くのスポーツやウエイトトレーニングに取り組み、大会にも参加してきました。

特に、スキー(モーグル)にはのめり込み、地元スキー場のCMに出演した経験もあります(笑)。

 

サイトにも先生の当時の勇姿が掲載されていますね。

ご自身がいろいろなスポーツに取り組み、競技にも参加されてきたからこそ、

アスリートの気持ちや目指すところを理解し、

しっかりとサポートしてもらえるという信頼感が生まれるのだと思います。

また、資格も数々取得されていますが、それにも理由があるのですか?

 

近年、専門知識が不十分と思われるにも関わらず、

知識の少ない一般の方などを対象にトレーニングを施してしまう、

自称スーパートレーナーが見受けられます。

また、受ける側にもそれを受け入れてしまう風潮があるようにも感じています。

効果がまったくないとは言い切れませんが、私自身が競技選手だったこともあり、

そうした不確かな知識や自分だけの経験に基づいたトレーニングは、

それをするのもさせるのも絶対に避けたいのです。

トレーナーの自己満足で終わってしまうようなトレーニングではなく、

本当に選手の役に立つトレーニングを提供したい。

そのためには、運動生理学等の科学的根拠に裏打ちされたトレーニング理論が基になっている、

きちんとしたメニューの提供が大切だと考えています。

その上で、数多くの資格を取得しているのは、

資格取得のためには各々専門的な勉強が必要となるため、

幅広い知識が身につく=幅広いトレーニングメニューを用意できる=より個人に特化したトレーニングメニューの提供ができると考えているからです。

 

先生のトレーニングの確かさは、私自身実感しています。

トレーニングを受けるようになり、最初のうちは言われた動きをするのに違和感を覚えました。

それが3ヶ月位して動きがスムーズになってきたと感じ始めた頃、

鍛えたいと思っていた体幹部の感覚が変ってきたと意識できるように。

そして、現在約半年たちましたが、最近は体幹部が安定し、

目指していたペダリングができるようになってきた手応えを感じています。

 

それは、志智さんご自身が、自分に何が必要かきちんと理解されてるから、

効果が出ているのだと思います。

当院が提供しているのは、トレーニング指導者協会などが提唱する

パフォーマンスピラミッド(下図参照)でいうところの

ファンクショナル動作のトレーニングがメインになっています。ファンクショナル動作というのは、すべての運動や日常生活の動きにも通じる、

基本的な動作や安定性、動作範囲などです。

志智さんのおっしゃる体幹部などは、動作の安定性に関わる重要な役割りを担っています。

この土台部分をしっかりとつくることで、正しい体の使い方をマスターし、

機能的な動きができるようになり、パフォーマンス全体の向上を図ります。

同時に怪我をしにくくし、選手生命を伸ばすことを目標にしています。

故障しにくい動作というと、競技パフォーマンスが低下するのではないかと

懸念する方もいらっしゃいますが、その心配はありません。

志智さんもおっしゃったように最初は少し違和感があるかもしれませんが、

トレーニングの効果が現れる頃には、パフォーマンス全体の向上を実感できるはずです。

 

 

そういえば、最新のトレーニング理論を学ぶと、これまでとは違うことなどもあるのですか?

 

あります。例えば、準備運動のストレッチですが、いわゆる静的なじっくりと伸ばすストレッチを

運動前に行うのはNGです。

運動というのは、筋肉の収縮によって行われますから、

筋肉を縮みやすくするための刺激となるウォームアップが必要です。

 

具体的には?

 

あくまで一例ですが、1,2,3と、短い間隔でギュと伸ばす形のストレッチ(アクティブストレッチといいます)などは有効だと言われています。

 

でも、中には肩なんかが固まっていて、短いストレッチでは効果がでない人もいますよね。

そういう場合はどうしたらいいのですか?

 

それは筋肉の問題というより、筋肉に指令を送る脳の問題になります。

モーターコントロール、運動抑制というのですが、

これを整えるための中枢神経系のトレーニングもあるのですよ。

 

と、ここでシッチーも初体験となる“吉村マジック”を目撃することに・・・。

 

石田さん(吉村先生のところでトレーナーの勉強中の方)で実際に検証してみましょう。

志智さん、ちょっと石田さんの肩に触ってみてください。

 

 

そう促されて触った石田さんの肩は、カッチカッチでした。

聞けば、この日、後で行われるトレーニングの進行に初挑戦ということで

すごく緊張されていたそうです。

以下、写真とともにご紹介しましょう。

 

まず、手の平を上に向けて仰向けになります。

そして、1でお腹に力を入れます。 一度脱力します。

 触るのは力が入っているかの確認に加え、
腹筋に意識を行きやすくする効果も。

 

次に、1で再びお腹に力を入れ、その状態をたもったまま、2で肩を足の方に押し下げます。

そして、脱力。

腹筋から力が抜けてしまわないよう注意

 

最後に、②の状態までつくったら、その状態を保ったまま、3で肩を床の方向に押し下げます。

ずっと腹筋を保っておくというのも地味に大変そうです

 

これで終了です。

 

「志智さん、再度、石田さんの肩に触って見てください」と

先生に言われるままに触ってみると

 

「ウソ、えっ、ものすごく柔らかくなってる」と、思わず驚きの言葉が!

 

緊張性の肩凝りでお悩みの方、騙されたと思ってやってみてください。

 

吉村先生によれば、これは一種のワナを脳と体に仕掛けているのだそうです。

 

う~ん。あらためて吉村先生のトレーナーとしての実力の一端を見せて頂き、

感激したシッチーなのでした。

 

ところで、吉村先生ですが、その実力と共に併せ持つ「やさしい悪魔」な

一面も忘れてはいけません。

どういうことかというと、

ここからは、その日のトレーニングに一緒に参加予定の

トライアスロン・アスリート、後藤さんの言葉で紹介しましょう。

 

「私は膝の故障のリハビリ目的で先生のトレーニングを受けるようになりました。

吉村先生のトレーニングは、最初は自分でもできそうだなというレベルから始まります。

で、回を重ねるごとに単なるリハビリトレーニングを超え、

アスリートとしての基礎を高めるレベルへ。

ハッキリいうと、知らないうちに“キツイ”トレーニングに導かれている自分に気づくのですが、その時はもう遅いんです。

先生からトレーニング効果が故障の防止につながることなどを説明され、

どうしてもやめられなくなり、言われるがままに厳しいトレーニングに耐えることになっています。

まさに、やさしい悪魔という表現がピッタリだと思います」

 

先生の柔和な笑顔を見ていると癒やし効果さえ感じてしまうシッチーですが、

確かに「いつからこんなハードなトレーニングになったんだろう」というくらい、

さりげなくキツさを増している状態を振り返ると

“やさしい悪魔”という称号は先生に相応しいのではないかと思います(笑)。

 

それを聞いた吉村先生の反応ですが、

「最初からキツイトレーニンクをしたら、みんな嫌がってやりませんから。

はじめは優しく、徐々にトレーニングレベルを上げていくのが常套手段です」と、

さわやかな笑顔で言われました。

 

さて、次回はいよいよ、そんなやさしい悪魔な一面を持つ吉村先生の

トレーニングの実像に迫ります~。

 

取材に協力頂いた本中庭球部(クラブチーム)の皆さん。
準備運動中はまだまだ余裕で楽しさが感じられます・・・。

 

続きはコチラから

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【取材MEMO】

吉村真治院長  ~資格等~

柔道整復師(国家資格,昭和59年取得)
所属団体:社団法人日本柔道整復師会・岐阜県柔道整復師会。

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NSCA-CPT*D(NSCAジャパン 認定パーソナルトレーナー 特別認定)
JATI-ATI (日本トレーニング指導者協会 認定トレーニング指導者)
JATAC-ATC (ジャパン・アスレティック・トレーナーズ協会 認定アスレチック・トレーナー)
JATAC 認定スポーツコンディショニングスペシャリスト
ViPRインストラクター
TRX® STC
TRX® SMSTC(スポーツ医学サスペンションコース)

卒後臨床研修施設認定
認定介護予防・機能訓練指導員
岐阜県体育協会スポーツリーダーバンク登録指導者
前JWBA東海ブロック役員

 

 

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