ツール・ド・フローレス第2ステージ
キナンサイクリングチームレースレポート

3 選手の上位フィニッシュでチーム総合首位に浮上
逃げに乗った阿曽は山岳賞ジャージを獲得

山岳賞の表彰を受けた阿曽圭佑

 

 

●ツール・ド・フローレス(Tour de Flores, UCI Asia Tour 2.2)
第2ステージ マウメレ~エンデ 141.3km
●出場選手
ジャイ・クロフォード
山本元喜
阿曽圭佑
中西健児
トマ・ルバ

 

 

15th July 2017
KINAN Cycling Teamが出場しているツール・ド・フローレスは、7月15 日に第 2 ステージを実施。レース後半に先頭集団に加わったトマ・ルバとジャイ・クロフォードがそれぞれステージ 4 位、5 位でフィニッシュ。個人総合でも 4 位と 5 位に浮上し、 前日 3 位の山本元喜が 6 位につけている。また、レース序盤から逃げグループでレースを 展開した阿曽圭佑は山岳賞ジャージを獲得している。
マウメレからエンデまでの 141.3km のコースは、序盤から中盤にかけて 4 カ所のカテゴリー山岳が待ち受ける。最後の山岳区間は標高にして 1015m まで駆け上がったのち、 フィニッシュ地のエンデまで 47km のダウンヒル。総合順位がシャッフルする可能性のある難コースだ。
KINAN Cycling Team は前日の第 1 ステージで山本が 3 位でフィニッシュし、個人総合でも 3 位につけた。首位とは 16 秒差で、リーダージャージ獲得も視野に入れてレースを進めていくことになる。
そして迎えたレースは、スタート直後からアタックが散発。KINAN 勢も積極的に前方をうかがう。そして一瞬ペースが緩んだ瞬間に阿曽がアタックを成功させ、追随した 2 選手とともに逃げグループを形成した。
阿曽らの逃げグループとメイン集団との差は 1 分台で推移していたが、総合首位のドリュー・モレー選手(オーストラリア、トレンガヌサイクリングチーム)の落車により、メイン集団はモレー選手の復帰を待つことに。前との差は 3 分以上に開いた。その間、逃げグループでは阿曽が次々とカテゴリー山岳を 1 位通過。ポイントを重ねていった。

1 つ目の山岳ポイントを阿曽圭佑が 1 位で通過する

 

 

3 つ目の山岳を越えた直後の下りで、メイン集団に動きが起こる。前方に位置していた 選手の落車の影響で、集団が分断。トマとジャイら、前に残ったメンバーが逃げグループを目指してペースアップを図った。
このステージ最難関となる 4 つ目の山岳でジャイとトマは阿曽らのグループに合流。そこからしばらくは阿曽が後方から合流した 2 人をアシスト。頂上を前に 2 人を送り出し、 この日の役割を終えた。
一時は約 10 人が先行したが、徐々に人数が絞られていき、最後は 5 人によるステージ優勝争いに。ここに加わったトマとジャイは優勝を賭けた少人数のスプリントへ。最後は 3 選手に先行を許したが、トマが 4 位、ジャイが 5 位でフィニッシュ。
後続とは大きな差となり、後方に残った選手たちの中から抜け出した山本がステージ 7 位でフィニッシュ。トップとは 6 分 7 秒差だった。また、この日見せ場を作った阿曽、メイン集団で役割を果たした中西は 16 分 1 秒差のグループでレースを終えた。
この結果、トマが個人総合 4 位、ジャイが同 5 位に浮上。山本は前日の 3 位から順位を落としたが、6 位と上位をキープ。この 3 選手が上位フィニッシュを果たしたことにより、 チーム内ステージ上位 3 選手のタイム合算によって争われるチーム総合で首位に浮上し た。
また、逃げで展開した阿曽はポイントを重ね、山岳賞で首位に浮上。レース後のポディウムに登壇し、山岳賞ジャージ着用にあずかった。
16 日に行われる第 3 ステージは、エンデからナゲケオまでの 83.5km。中盤までは平坦だが、以降は終盤まで山岳区間を走る。特にこのステージ 1 つ目となる三級山岳は急坂とあって、勝負に絡むことができる選手を絞り込むには十分な威力。終盤のダウンヒル区間を経て、フィニッシュへと向かうレイアウトとなっている。

 

 

ツール・ド・フローレス第 2 ステージ(141.3km)結果
1 ムハンマイマム・アルフィン(インドネシア、KFC サイクリングチーム) 4 時間 2 分 18秒
2 ニック・ミラー(ニュージーランド、フテュロプロサイクリング) +0 秒
3 マルセロ・フェリペ(フィリピン、セブンイレブン・ロードバイクフィリピンズ) +0 秒
4 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +0 秒
5 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) +2 秒
6 ジェシー・イワート(オーストラリア、セブンイレブン・ロードバイクフィリピンズ) +5分8秒
7 山本元喜(KINAN Cycling Team) +6 分 7 秒
35 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) +16 分 1 秒
37 中西健児(KINAN Cycling Team) +16 分 1 秒
●個人総合時間賞
1 ニック・ミラー(ニュージーランド、フテュロプロサイクリング)7時間30分58秒
2 ムハンマイマム・アルフィン(インドネシア、KFC サイクリングチーム) +23 秒
3 マルセロ・フェリペ(フィリピン、セブンイレブン・ロードバイクフィリピンズ) +2 分19秒
4 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +2 分 23 秒
5 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) +2 分 25 秒
6 山本元喜(KINAN Cycling Team) +5 分 35 秒
29 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) +18 分 22 秒
38 中西健児(KINAN Cycling Team) +18 分 48 秒
●スプリント賞
1 チョ・ヒョンミン(韓国、グムサンインサム・チェロ) 13pts
●山岳賞
1 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) 14pts
2 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 10pts
●チーム総合時間賞
1 KINAN Cycling Team 22時間43分21秒
■選手コメント
ジャイ・クロフォード
「6 日間のステージレースのうち、2 日目が終わったにすぎない。トマをリーダーに立て、 個人総合でよい位置につけられたのはよかった。この先もしっかりと走って、トマを支えたい。厳しい山岳が待ち受けるこれからが大切になってくる」

レース序盤、ジャイ・クロフォードが逃げを試みる

 

 

阿曽圭佑
「逃げグループのペースがそれほど早くはなかったので、上りでは自分が先頭を引いてそのまま山岳ポイントを通過していった。2 つ目の山岳以降もポイントを確保する分、ペースコントロールをするという利害関係で一致していた。
当初の予定では前待ちで、後方からチームメートが追いついてきたらアシストをする考えだった。予定通りのレースができて、山岳賞もついてきたので、仕事はできたかなという感覚はある。調子もよくて、逃げたときもしっかり決める意識をもって走ることができた。 上りもよい感触を得ている。
ジャージのキープは、明日以降のチームオーダー次第。再び前待ちの指示があれば、合わせて山岳ポイントも加算させていきたい」

阿曽圭佑はレース後半まで先頭を走り続けた

4 賞選手の記念撮影。阿曽圭佑も並ぶ

 

 

写真紹介

阿曽圭佑の背中に貼られているのは KT テープ

集団内で走るトマ・ルバ

集団内を走る中西健児とジャイ・クロフォード

急坂区間に差し掛かるトマ・ルバ

急坂をこなす山本元喜

ダンシングで急坂を進む中西健児

逃げグループで上りのペースコントロールを担った阿曽圭佑

阿曽圭佑が逃げグループの先頭を引く

山本元喜はステージ 7 位フィニッシュ

 

見せ場を作った阿曽圭佑がフィニッシュする

 

text&photo:Syunsuke FUKUMITSU

 

 

公式ウェブサイト
http://tourdeflores.id/

 

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