椿大志が KINAN AACA CUP 第8戦で独走勝利
高温多湿のサバイバルレースをKINAN Cycling Team がコントロール

● KINAN AACA CUP2017 第 8 戦 1-1 クラス 102km(5.1km × 22 周回)
● KINAN Cycling Team 出場選手
山本元喜
椿大志
阿曽圭佑
中西健児
野中竜馬
雨乞竜己
中島康晴

キッズ限定のオープニングラン。スタート前に記念撮影

 
6th August 2017
東海地方で開催されるロードレースシリーズ「KINAN AACA CUP」2017 年シーズン第 8 戦が 8 月 5 日、国営木曽三川公園 長良川サービスセンター前特設コースで実施され た。メインカテゴリーの 1-1 クラス(102km、5.1km × 20 周回)では、最終周回で抜け 出した椿大志が後続を大きく引き離して独走勝利。レースは終始 KINAN Cycling Team がコントロールする中、ホストチームとしての責任を果たす結果を残した。
毎月 1 回のペースで行われるシリーズ戦だが、このコースで行われるのは 5 月以来。下り坂を含む長良川名物の「Z コーナー」が今回からなくなり、新たに 90 度コーナーが連続するテクニカルな区間が採用されることとなった。一方で、スタート・フィニッシュが 設けられるコントロールライン前後のアップダウンが取り払われたことで、オールフラットなサーキットに様変わり。この地特有の強い風の影響を受けつつも、これまで以上に積 極的かつスピード感のあるレースが期待された。
5.1kmを20周回するメインの1-1カテゴリーには、KINAN Cycling Teamから山本元喜、椿大志、阿曽圭佑、中西健児、野中竜馬、雨乞竜己、中島康晴の 7 選手が出場。『株 式会社キナン』がシリーズを支えていることもあり、ホストチームとしてレース内外での 盛り上げ役を担った。
この日の長良川沿いは、30 度を超える気温と、朝まで降り続いた雨による多湿という ハードなレースコンディションとなった。

1-1 カテゴリーのスタート

 

 

序盤から山本元喜ら KINAN Cycling Team がレースをコントロール

 

 

そんな中でスタートが切られると、すぐさま逃 げ狙いのアタックが発生。3 周回目に決まった 6 人の逃げグループには、下島将輝選手(那 須ブラーゼン)、中井唯晶選手(京都産業大学)、水野貴行選手(Interpro Cycling Academy)、 武山晃輔選手(日本大学)、中西、中島が入った。

序盤に形成された 6 人の逃げグループ

 

 
最大で 45 秒程度にまで広がった逃げとメイン集団とのタイム差だが、中盤に入って集 団で追走ムードが高まる。人数を減らし 4 人となった逃げグループに、阿曽ら 3 選手が合 流。7 人が先行した状態で、中間地点の 10 周回を終えた。
しかし、7 選手のリードはそう長くは続かず、14 周回目にはメイン集団がキャッチ。勝 負はふりだしに戻ると同時に、人数の絞り込みや局面打開をねらいとしたアタックが頻発 する。
レースが大きく動いたのは 17 周回目。水野恭兵選手(Interpro Cycling Academy)の アタックが決まると、これを椿がチェック。そのまま 2 人が抜け出し、お見合い状態とな った後続を引き離す。その後 5 人の追走グループが形成されるが、前を行く水野選手と椿 はペースを緩めることなく先を急ぐ。そのまま一騎打ちの様相となった。

17 周回目で抜け出した水野恭兵選手(右)に椿大志が合流。逃げ切りが濃厚となる

 

 
勝負が決まったは、今回から採用された連続コーナーだった。ここで椿がペースアップ を図り、水野選手との差を広げていく。そのまま踏み続けた椿が独走態勢に持ち込んだ。

残り 1 周で独走に持ち込んだ椿大志

 

 
向かい風が強まった周回後半も勢いが衰えなかった椿は、後続を大きく引き離し最後の 直線へ。鮮やかな逃げ切りで文句なしの逃げ切り勝利を挙げた。

後続を大きく引き離して KINAN AACA CUP 第 8 戦を制した椿大志

 

 
真夏の厳しい条件下にあって、逃げ、追走、終盤の絞り込みと KINAN Cycling Team が常にメンバーを送り込み、優位にレースを展開。最後はこの日調子のよかった椿がしっかりと決めてみせた。
第 8 戦を終えて、シリーズポイントランキングで 5 選手が同点で首位に立っている。残りは 2 戦となったが、年間チャンピオンの行方も目が離せなくなっている。
アグレッシブなレースが見どころとなった「KINAN AACA CUP」。次回は9月2日に 今回と同じ、国営木曽三川公園 長良川サービスセンター前特設コースにて行われる。
2017 KINAN AACA CUP 第 8 戦 1-1 クラス(102km、5.1km × 20 周回)結果
1 椿大志(KINAN Cycling Team)
2 水野恭兵(Interpro Cycling Academy)
3 中島康晴(KINAN Cycling Team)
4 永吉篤弥(DESTRA)
5 水野貴行(Interpro Cycling Academy)

優勝し表彰を受ける椿大志

 

 

 

周回賞 蜂須賀智也選手

 

周回賞 中西健児

 

周回賞 中井唯晶選手

 

 

周回賞 水野恭兵選手

 
2017 KINAN AACA CUP ポイントランキング(第 8 戦終了時)
1 トム・ボシス(フランス、Interpro Cycling Academy) 768pts
1 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) 768pts
1 椿大志(KINAN Cycling Team) 768pts
1 山本元喜(KINAN Cycling Team) 768pts
1 野中竜馬(KINAN Cycling Team) 768pts
※5選手が同点1位
■ KINAN Cycling Team が異例の「公開ミーティング」を実施
KINAN AACA CUP恒例の「レーススキルアップ講座」。ビギナーから上級者まで幅広 く参加が可能で、国内外でのレースで経験と実績を積む KINAN Cycling Team の選手た ちが講師を務めるとあって、毎回多くの参加者でにぎわう。
レースに直結する技術的な内容や、効果的なストレッチ方法など、毎回テーマを変えて 行う講座は、今回初の試みとして「公開ミーティング」を実施。1-1 カテゴリーへの出走 を控えた KINAN Cycling Team の選手たちが意見を出し合い、戦術を組み立てていくプロセスを参加者に披露した。
プロ選手たちのレース前の準備や意気込みを見せると同時に、参加者ヘはコースに合っ た走り方や脚質に見合った戦術の導き出し方、単騎または複数メンバーで臨む際の戦い方といった側面をひとつひとつレクチャー。レース時とは違う、選手たちの姿を見せる機会 を設けた。

KINAN Cycling Team のミーティングが公開された「レーススキルアップ講座」

 

 

コースに合わせた走り方を選手たちがレクチャーする

 

 
そのほか、今回も W AKO’S(株式会社和光ケミカル)さまによるメンテナンスブース、 BUCYO COFFEE さまによる飲食ブースが登場。コントロールライン近くに設置された こともあり、レース前後に立ち寄る選手たちの姿が多く見られた。
1-1 カテゴリーのレース前には、こちらも恒例となったキッズ限定のオープニングラン を実施。KINAN Cycling Team の選手たちとともにレースコースを快走。さらには、中島がふるさと大使を務める福井県越前市からは銘菓「ボル菓」「けんけら」が優勝者への
副賞として贈られるなど、レース内外でにぎわいがもたらされた。

 
~写真紹介~

3 カ月ぶりに長良川沿いのコースでレースが行われた

 

中島康晴が逃げグループを牽引する

 

中盤に阿曽圭佑らが含まれる追走グループが形成される

 

各カテゴリー優勝者には副賞として福井県越前市の銘菓が贈られる。同市ふるさと大使を 務める中島康晴がプレゼンターを務めた

 

 

オープニングランのスタート

 

 

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