AACA第9戦 キナンサイクリングチームレポート

雨乞竜己が KINAN AACA CUP 第 9 戦で優勝

終始アタック合戦が続く参加選手の積極性が光るレースに

優勝した雨乞竜己の表彰。中島康晴のふるさと・越前市の銘菓とアスリチューンが副賞として贈られた

 

3rd September 2017
● KINAN AACA CUP2017 第 9 戦 1-1 クラス 102km(5.1km × 20 周回)
● KINAN Cycling Team 出場選手
山本元喜
椿大志
阿曽圭佑
中西健児
野中竜馬
雨乞竜己
トマ・ルバ
中島康晴

ブース訪問 NORTHWAVEさま

 

 

 

東海地区で開催されるロードレースシリーズ「KINAN AACA CUP」の2017年シーズ ン第 9 戦が 9 月 2 日、国営木曽三川公園 長良川サービスセンター前特設コースで行われ た。メインカテゴリーの 1-1 クラス(102km、5.1km × 20 周回)は、終始アタックの応 酬となる激しいレースとなった。最後は 3 選手によるスプリント勝負になり、KINAN Cycling Team の雨乞竜己が優勝。今シリーズ 2 勝目を挙げた。

8 月に行われた前回に続き、長良川沿いのフラットなコースでレースを実施。ホストチームである KINAN Cycling Team からは、山本元喜、椿大志、阿曽圭佑、中西健児、野 中竜馬、雨乞竜己、中島康晴の 7 選手に加え、今後のレースプログラムに備え来日中のトマ・ルバ(フランス)も参戦。自国で順調にこなしたという夏場のトレーニングの成果を、 1-1 カテゴリーで披露した。

1-1 クラスのスタート

 
前回同様、気温 30 度を超える暑さと、長良川名物ともいえる強い風の中で始まったレ ースは、スタート早々から逃げ狙いのアタックが発生。数人が前方をうかがっては、メイン集団からのチェックが続く。
均衡が破られたのは7周回目。中島と水野貴行選手(Interpro Cycling Academy)が抜け出すと、KINAN とインタープロ勢がそれぞれ 2 人ずつ合流。6 人の逃げグループが形 成された。

逃げを狙う山本元喜

 

レース前半に逃げを決めた中島康晴と水野貴行選手

 

 

 

 

 

ペースが上がり縦長になるメイン集団

 

 

6 人がレースをリードする

 
だがそれも長くは続かず、11 周回目にメイン集団が吸収。再びアタックとチェックが繰り返される。一時的に 10 人前後が先行する場面があったものの、逃げが決まるまでに は至らない。そうした流れのままレースは残り 5 周回を切った。
優勝争いが絞られたのは 16 周回目。KINAN 勢やインタープロ勢、さらに力のある選手 たちが追随し、13 人が先頭に立つ。メイン集団のペースが落ち着いたこともあり、先頭 グループのリードが広がっていく。
残り 3 周回となったところでは、山本のアタックに椿が対応し、KINAN 勢 2 人がしばし先行。大きなリードは奪えず、幾分泳がされ気味ではあったが、山本と椿が先頭のまま ラスト 1 周回の鐘を聞いた。

ラスト 3 周で抜け出した山本元喜と椿大志

 

 

 

先頭の 2 人は最終周回の早い段階で捕まり、13 人による優勝争いへ。頻発するアタックで人数を減らし、バックストレートで小島渓円選手(ウォークライド・シクロアカデミア)が加速。これにトム・ボシス選手(フランス、Interpro Cycling Academy)と雨乞が 続く。そのままの体勢で最終コーナーを抜け、勝負はスプリントに。

3 人によるスプリント勝負

 
ここでスピードに勝る雨乞が本領を発揮。トム選手とともに小島選手をかわすと、そのままの勢いでトム選手も労せずパス。最後まで粘った 2 人を振り切り、シリーズ 2 勝目の フィニッシュ。優勝すると同時に、混戦となっているシリーズランキングでも首位に浮上した。

優勝しシリーズ 2 勝目を挙げた雨乞竜己

 

 

 

秋のビッグレースを控えた有力選手やチームがそろい、戦前からハイレベルな戦いが予 想されていたが、それに違わぬ好勝負が展開された。また、次々とアタックを仕掛ける選手が現れ、今シリーズのねらいにある果敢なレース展開が見られたことも好材料だった。
アグレッシブなレースが見どころの「KINAN AACA CUP」は、次戦が今シーズンの最 終戦となる。開催は 11 月 19 日、会場は今回と同じく国営木曽三川公園 長良川サービスセンター前特設コースにて行われる。

 

周回賞 中島康晴

 

周回賞 北野普識選手

 

周回賞 中西健児

 

 

周回賞 山本元喜

 

 

2017 KINAN AACA CUP 第 9 戦 1-1 クラス(102km、5.1km × 20 周回)結果
1 雨乞竜己(KINAN Cycling Team)
2 トム・ボシス(Interpro Cycling Academy)
3 小島渓円(ウォークライド・シクロアカデミア)
4 中西健児(KINAN Cycling Team)
5 水野貴行(Interpro Cycling Academy)
2017 KINAN AACA CUP ポイントランキング(第 9 戦終了時)
1 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) 1184pts
2 トム・ボシス(フランス、Interpro Cycling Academy) 1024pts
3 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) 768pts
3 椿大志(KINAN Cycling Team) 768pts
3 山本元喜(KINAN Cycling Team) 768pts
3 野中竜馬(KINAN Cycling Team) 768pts

 
■コーナーリングをテーマに行った「レーススキルアップ講座」
KINAN AACA CUP恒例の「レーススキルアップ講座」。ビギナーから上級者まで幅広 く参加が可能で、国内外でのレースで経験と実績を積む KINAN Cycling Team の選手た ちが講師を務めるとあって、毎回多くの参加者でにぎわう。
ここ数回は座学をメインに、前回は「公開ミーティング」を行うなど、ユニークなテーマのもと進めているが、今回はより実践的な内容とすべく「コーナーリング」をテーマと して実施。各自が使用するバイクにまたがって、コーナーの効率的なクリアの方法を参加 者にアドバイスした。

コーナーリングをテーマに行ったレーススキルアップ講座

 

 

参加者もプロ選手と同走して効率的なコーナーリングを学んだ

 

 

KINAN Cycling Team の選手たちは、お手本を見せるだけではなく、参加者とペアになり、走行ラインを示しながら同走。参加者にとっても、プロ選手と一緒に走る貴重な機会となった。

講座参加者全員で記念撮影

 

 

そのほか、今回も WAKO’S(株式会社和光ケミカル)さまによるメンテナンスブース、 スポーツエナジージェル「アスリチューン」(株式会社 隼)さまブース、NORTHWAVE (ウィンクレル株式会社)さまによるシューズ展示ブースなどが登場。レース前後に立ち寄る選手たちの姿が多く見られた。
1-1 カテゴリーのレース前には、キッズ限定のオープニングランを実施。サイクリング を志す子供たちと KINAN Cycling Team の選手たちとが交流を図りながら、レースコースを快走した。

 

キッズランスタート前の記念撮影

 

 

子供たちにとってはプロ選手と一緒に走ることのできる貴重な機会

 

text&photo:Syunsuke FUKUMITSU

 

 

 

 

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