ツアー・オブ・イラン(Tour of Iran)第4ステージ
キナンサイクリングチームレポート

ツアーオブイラン第4ステージ・・・・・

 

登りのコースかと思いきや、横風のコースでした。

最初の登りを超えた後、破壊力のとても高い横風バトルが始まりはじけました。

 

 

と感想を発したのは・・・・????

中盤までメイン集団前方に位置した中西健児

 

 

 

中西健児選手。

横風バトルではじけてしまった・・・ようです。

続きは中西選手のブログでご確認くださいませ~(笑)

 

 

それではレースレポートを紹介します!!

 

ツアー・オブ・イラン第 4 ステージでトマ・ルバが 2 位
横風がプロトンを翻弄する激しいレースに

ステージ 2 位となったトマ・ルバ。苦しい局面から盛り返しての好リザルトだった

 

上位 3 選手の表彰

 

 

 

11st October 2017
●ツアー・オブ・イラン第4ステージ タブリーズ(Tabriz)~サレイン(Sareyn) 196.2km
● KINAN Cycling Team 出場選手
ジャイ・クロフォード
山本元喜
阿曽圭佑
中西健児
トマ・ルバ

スタート前にチーム紹介を受ける。左からトマ、山本、ジャイ、阿曽、中西

 
イラン北西部を舞台に展開するツアー・オブ・イランは、10 月 11 日に第 4 ステージを 実施。横風が選手たちを苦しめた中、KINAN Cycling Team はトマ・ルバがステージ 2 位の快走。個人総合でも 9 位とジャンプアップし、大会後半戦へとつなげている。

横風の影響で選手たちがコース左側に集中する

 
標高 1500m を超える高地で行われているレースは、険しい山岳とともに強い風が戦い をハードなものとしている。ここまでの 3 ステージは終始ハイペースで進み、力のある選手たちだけが上位争いに生き残るような状況が続いている。
196.2km に設定された第 4 ステージは、前半に 2 級山岳が控えるほか、後半は 3 級山岳 からの長い下りを経て、最後は 4 級山岳の頂上へとフィニッシュ。今大会唯一の山頂フィニッシュであると同時に、合計 3 つのカテゴリー山岳が待ち受けるクイーンステージだ。
KINAN Cycling Team は、第 3 ステージまでを終えてジャイ・クロフォードが個人総 合 8 位、トマが同 15 位につける。前日は阿曽圭佑が逃げで好走するなど、明るい材料も多い。この重要なステージにあたっては、阿曽のほか山本元喜、中西健児の日本人ライダーが、ジャイとトマの上位進出をアシストする明確な任務が与えられた。

スタートまではテントで日差しを避ける

 

 

 

第 4 ステージのコースレイアウト。選手たちはスタート直前までチェックを繰り返した

 

 
レースはスタートから速いスピードで進行。出入りが激しいまま、32.6km 地点に設けられた 2 級山岳へと入っていったが、山頂通過をきっかけに 3 選手が逃げグループを形成。
集団はこの動きを容認。KINAN 勢は後半の勝負どころに備え、メイン集団に待機した。
ところが、50km 地点を過ぎたあたりから強い横風によってプロトン全体が慌ただしくなっていく。リーダーチームのヴィノ・アスタナモータースや地元イラン勢を中心に、集団を猛然とスピードアップさせる。集団後方に位置していたり、チームカーへと下がっていた選手たちが次々と中切れにあってしまう。こうした状況下で、KINAN 勢はジャイ、 トマ、中西が集団前方を確保。遅れまいと必死に食らいつく。

ペースの上がる集団内でトマ・ルバとジャイ・クロフォードが前方をキープする

 

 

チームカーへと下がって補給を受け取る

 

 

 

標高 2000m を超える高地を進むプロトン

 
しかし、速いペースに耐えられなくなった選手をきっかけに集団は粉砕。3 人の逃げが 吸収されたほか、いくつものグループに割れ、KINAN 勢はいずれも後方へと下がる形になる。さらには、荒れた路面でジャイがパンクトラブル。すぐに車輪を交換し前を追うが、 風が強かったこともあり集団復帰に時間を要した。

横風の影響で縦長になる集団。ジャイ・クロフォードとトマ・ルバが懸命にポジションを キープする

 

 

エシュロンを組んで進むメイン集団

 
この状況下で気を吐いたのがトマ。力のある数人と前を目指すべく飛び出すと、100km 地点を過ぎて先頭集団に復帰。約 20 人が後続との差を広げながら先を急いだ。149.8km 地点の 3 級山岳ポイントに向けて、いくつかのアタックはあったものの、いずれも決定打 とはならず。そのまま下りに入り、フィニッシュを目指した。
最終局面となる 4 級山岳は、登坂距離 8.7km ながら平均勾配 2.1 %と難易度は低め。結局、トマたちの集団は約 20 人のままステージ優勝争いのスプリントへと突入。
ラスト数百メートルで好位置につけたトマは、勝利を賭けて一気に加速。あと一歩届か ず 2 位だったが、一時は後方に取り残される苦しい状況から持ち直して好結果に結びつけた。
この走りを受けて、トマは総合順位を 9 位に浮上させた。トップとは 1 分 19 秒差だが、 総合上位陣はいずれも数秒間隔で続いており、残るステージの結果次第ではさらなる順位 アップの可能性が大いにある。また、ジャイ、山本、阿曽、中西はそれぞれレース後方で 形成された完走を目指すグループでフィニッシュしている。
翌 12 日からは大会終盤戦へ。第 5 ステージは、サレインからタブリーズまでの 191.7km。 序盤から登坂距離約 18km の 1 級山岳が登場。後半は 2 級山岳を経て、フィニッシュに向 かって 30km 以上に及ぶダウンヒル。最終の第 6 ステージが市街地周回のショートステージとなっていることから、総合争いの形勢は実質第 5 ステージで固まるものと見てもよさそうだ。KINAN Cycling Team としては、トマの総合上位進出をかけての 1 日となる。

 
ツアー・オブ・イラン第 3 ステージ(155.1km)結果
1 アミール・コラドザハ(イラン、ピシュガマンサイクリングチーム)4時間25分40 秒
2 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +0 秒
3 ロブ・ルイヒ(ベルギー、タルテレット・アイソレックス) +0 秒
4 アルヴィン・モアゼミ(イラン、ピシュガマンサイクリングチーム) +0 秒
5 エフゲニー・ネポムニャンフシー(カザフスタン、ヴィノ・アスタナモータース) +0 秒
6 イリヤ・ダヴィデノク(カザフスタン、タブリーズ シャハルダリチーム) +0 秒
65 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) +29 分 6 秒
69 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) +29 分 9 秒
70 中西健児(KINAN Cycling Team) +29 分 9 秒
72 山本元喜(KINAN Cycling Team) +29 分 9 秒
個人総合時間賞
1 ロブ・ルイヒ(ベルギー、タルテレット・アイソレックス) 16 時間 5 分 58 秒
2 イリヤ・ダヴィデノク(カザフスタン、タブリーズ シャハルダリチーム) +1 秒
3 ジェシー・フィートンビ―(オーストラリア、ドラパック・ペッツベグホリスティック)+11秒
4 エフゲニー・ネポムニャンフシー(カザフスタン、ヴィノ・アスタナモータース) +37 秒
5 マシュー・ロス(オーストラリア、ドラパック・ペッツベグホリスティック)+39秒
6 サイード・サファルザデフ(イラン、タブリーズ シャハルダリチーム) +47 秒
9 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) +1 分 19 秒
34 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) +29 分 48 秒
66 山本元喜(KINAN Cycling Team) +53 分 8 秒
67 中西健児(KINAN Cycling Team) +54 分 45 秒
71 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) +1 時間 0 分 46 秒
スプリント賞
1 マルコ・ドーツ(オランダ、ベイビーダンプサイクリングチーム) 18 pts
山岳賞
1 イリヤ・ダヴィデノク(カザフスタン、タブリーズ シャハルダリチーム) 42 pts
10 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) 10 pts
16 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team) 2 pts
23 ジャイ・クロフォード(オーストラリア、KINAN Cycling Team) 1 pts
ヤングライダー賞
1 イリヤ・ダヴィデノク(カザフスタン、タブリーズ シャハルダリチーム)16 時間 5 分 59 秒
37 中西健児(KINAN Cycling Team) +54 分 44 秒
41 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team) +1 時間 0 分 45 秒
チーム総合
1 タブリーズ シャハルダリチーム 48 時間 20 分 27 秒
12 KINAN Cycling Team +1 時間 21 分 45 秒
●選手コメント
トマ・ルバ
「今日もハードな 1 日だった。横風の影響で一度集団から遅れてしまい前を追う格好とな ったが、追いついてからはトラブルなく走ることができた。その後はイラン人選手をチェ ックしながら、チャンスを見極めた。結果として 2 位だったが満足している。
総合に関しては、トップとのタイム差が少し開いているので、一気にジャンプアップする ことは難しいかもしれない。ただ、いまの順位を守りながらステージ優勝のチャンスもう かがっていきたいと思う。
インドネシアで体調を崩したが、いまは回復している。高地でのレースとあり、苦しいこ とは確かだが、走った後のケアをしっかりしてこの先のスケジュールに備えたい」

ポディウムに上がったトマ・ルバ。観衆からの拍手に応える

 
写真説明

チームカーから石田哲也監督が手を振る

 

下りを攻めるジャイ・クロフォード

 

 

ダウンヒル区間を進む中西健児

 

 

集団内を走行する阿曽圭佑

 

 

 

レース序盤の山本元喜

 

強い横風の中を走る山本元喜

 

 

 

 

集団内を走るトマ・ルバ。横風分断で一時遅れたが、その後先頭集団へと復帰した

 

集団に食らいつくジャイ・クロフォード。この後パンクトラブルで後退を余儀なくされた

 

 

 

 

グルペットでフィニッシュする阿曽圭佑

 

 

 

グルペットでフィニッシュした選手たち

 

 

 

地元メディアからの取材に応じるトマ・ルバ

 

 

 

 

text&photo:Syunsuke FUKUMITSU

 

 

 

 

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