JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ レポート
キナンサイクリングチーム

3位、という成績を収めたキナンサイクリングチームの山本元喜選手。

中西のアシストが相当いい動きをしてくれていただけに、

3位という結果はあまり納得できるものでは無かった

と、悔しさを、

そして

今回のレースは今後選手を続けるうえで

確実に役立つ内容を数多く学ぶことが出来たので、

結果は満足できるものではなかったが、

結果以外の収穫はかなり大きかったと思う。

次のレースに活かせるようにしっかりと頭に刻んでおきたい。

と、経験をいかして次へのステップへと

ブログで綴っています。

 

レースを見ていなくてもレースが見えてくるブログ・・・。

ぜひ、じっくりゆっくりご覧ください!

山本元喜選手のブログはコチラから

 

 

そして、山本選手がいいアシストだった!!という

中西選手は

イランから帰ってきてからは時差ボケや天候不順などもあり
コンディションが掴みきれておらず、
久々に走る国内のレースは不安でしたが
オーダー通りにレースを運べて良かったと思います。

とブログで綴っています。

 

ぜひぜひ中西選手のブログもご覧ください♪

 

 

それではレースレポートを紹介します!

 

JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ
レース後半に逃げに加わった山本元喜が 3 位に入り表彰台を確保

上位 3 選手の表彰
28th October 2017
●第 51 回 JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ 群馬大会

132km(6km × 22 周回)
● KINAN Cycling Team 出場選手
山本元喜
椿大志
阿曽圭佑
中西健児
野中竜馬
雨乞竜己
中島康晴

チーム総合 3 位となりポディウムに上がった選手たち

 

 

 

国内最高峰リーグ「J プロツアー」2017 年シーズンの最後を飾る、JBCF 経済産業大臣 旗ロードチャンピオンシップは 10 月 28 日、群馬サイクルスポーツセンターで開催。7 選 手で挑んだ KINAN Cycling Team は、レース後半に逃げグループに加わった山本元喜が 最後まで優勝争いを展開。スプリント勝負で敗れはしたものの、3 位となり表彰台の一角を確保。同時に、チーム内上位 3 選手の合算で決まるチーム総合でも 3 位となった。
9 月以降は UCI アジアツアーをメインに活動してきたこともあり、チームとしては久々の J プロツアー参戦。経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップは国内のレースでも屈指の伝統と格式を誇り、KINAN Cycling Team にとっても欲しいタイトルの 1 つである。 それもあり、今大会へは日本人選手 7 人全員がエントリーし、優勝を狙うと同時に 1 点でも多くポイントを獲得し、J プロツアーチームランキングの上位進出を狙っていくこととなった。
レースは 1 周 6km のコースを 22 周回する 132km。終始アップダウンの連続ではある ものの、クライマーだけが主役となるわけではなく、スピード感あふれる展開となること がこのコースの特徴といえる。同コースで 4 月に行われた JBCF 東日本ロードクラシック 群馬大会 Day-1 では、中島康晴が優勝。チームにとっても相性のよいコースだ。

レース前のチームピットで笑顔を見せる山本元喜と阿曽圭佑

 

 

 

レース前のウォーミングアップを行う中島康晴

 

 

集中した様子でウォーミングアップする野中竜馬

 

スプリント勝負に賭ける雨乞竜己もローラー台でウォーミングアップ

 

 

 

各選手思い思いにレースまでの時間を過ごす

 

 

 

 

このレースに向けては、阿曽圭佑と中西健児が逃げグループに入ることを狙い、流れ次 第で活性化する後半で山本と中島が逃げへの合流をうかがうことを確認。集団スプリント での勝負になった場合は、雨乞竜己で勝ちに行く形。椿大志と野中竜馬には、力のある選手が複数逃げに入った際のチェックと、チームメートを前方へと送り出す動きが求められ た。
それらの狙い通りに前方でレースを進めたのは中西。1 周回目から先頭付近を走り、やがて形成された 9 人が逃げグループに加わる。その他 6 人はメイン集団に待機となり、主に阿曽や椿が前方に位置。集団の動きをまとめながら、ペースコントロールに努める。5 周回目までは逃げと集団との差は拡大し続け、最大で約 3 分 30 秒にまで広がった。その 間、中西は先頭交代のローテーションに加わらず、チームメートの後方からの合流を待つことに徹する。

メイン集団をコントロールする阿曽圭佑

 

 

 

逃げグループに入った中西健児はローテーションに入らず最後尾に待機
その後はメイン集団から散発的なアタックが発生し、それらをきっかけに逃げと集団と の差が少しずつ縮まってゆく。さらに、集団から力のある 5 人が飛び出し、中西らの逃げ グループを追走。それに伴い、メイン集団のペースが上がる。13 周回目に入ったところ で追走グループが中西らに合流し、14 人が先頭に立つ。依然中西はローテーションには 入らず、待ちの姿勢を崩さない。
一方の集団では、13 周回に入ったところで山本がもう 1 人を従えてアタック。この飛 び出しが成功し、集団を追いかける。約 1 周半進んだのちに中西たちの先頭グループに追 いつき、16 人のグループに KINAN 勢が 2 人送り込む形となる。有力チームの多くが先 頭グループにメンバーを送り込んだこともあり、メイン集団のペースは落ち着き加減。中西、山本らと集団との差はみるみる間に広がっていき、17 周回を終える頃には 2 分 30 秒 以上の開きとなった。

メイン集団を椿大志が牽引する

 

ブリッジを仕掛けた山本元喜。14 周回目に先頭に追い付いた
終盤に差し掛かり、逃げ切りの可能性が見えてきた先頭グループ。残り 5 周回を切った あたりからアタックが頻発し、数人が先行する場面こそあるものの、いずれも決定打とはならず。少しずつ脱落する選手も現れ、消耗戦の様相を呈する。マークすべき選手のアタックは、中西が果敢にチェック。残り 2 周回を迎えた頃から、上りを利用して山本もアタックを開始。山本か中西、どちらかでチャンスを狙う状況となる。そして、その周回で山 本のアタックをきっかけに 4 選手が先行開始。メイン集団とのタイム差から見ても前を急 ぐ 4 人での優勝争いとなることが濃厚となった。

アタックに成功した山本元喜が 4 人での勝負に備える
そして最終周回。下りで 1 人が落車し、それを回避した 3 選手が勝負のタイミングをうかがう。山本は独走を試みるも、いずれも厳しいチェックにあう。後方ではメイン集団が 猛追。中西ら先頭グループから下がった選手たちを飲み込みながら、山本たちに追いつこうとスピードを上げる。KINAN 勢は中西のほか、中島が残った。
それでも先頭の 3 人がリードを守り切り、最後の直線へ。残り 100m となったところで 山本がスプリントを開始するが、続く 2 人もスピードを上げる。上り基調のフィニッシュ 前で、山本は 2 人の加速に及ばず 3 着だった。

3 位でフィニッシュした山本元喜

 

 

 

惜しくも優勝こそ逃したものの、選手たちは前夜のミーティングで組んだプラン通りの レースを展開。個々の力はもとより、チームの連携や選手同士のコミュニケーションの精 度が高まっていることが明白となった好レースだった。
その他 KINAN 勢は、メイン集団でのスプリントに絡んだ中島が 7 位、序盤からの逃げ でレースプラン遂行に大きく貢献した中西が 16 位。山本の結果と合わせて、チーム内上位 3 選手の合算で争われるチーム総合でも 3 位を確保。個人・チームともに表彰台の一角を占めた。

チーム総合の上位 3 チーム

 

 

 

3 月に開幕し、熱いレースが続いた 2017 年の J プロツアーはこれで閉幕。KINAN Cycling Team としても今年の公式戦は残すところ 1 レースとなった。飛躍のシーズンと なった今年を象徴する戦いとなるよう、選手たちは調整を続けていくことになる。
JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ(132km)結果
1 佐野淳哉(マトリックスパワータグ) 3 時間 22 分 29 秒
2 木村圭佑(シマノレーシング) +0 秒
3 山本元喜(KINAN Cycling Team) +0 秒
4 横山航太(シマノレーシング) +10 秒
5 吉田隼人(マトリックスパワータグ) +16 秒
6 吉岡直哉(那須ブラーゼン) +34 秒
7 中島康晴(KINAN Cycling Team) +17 秒
16 中西健児(KINAN Cycling Team) +18 秒
38 雨乞竜己(KINAN Cycling Team) +1 分 59 秒
DNF 阿曽圭佑(KINAN Cycling Team)
DNF 椿大志(KINAN Cycling Team)
DNF 野中竜馬(KINAN Cycling Team)
●選手コメント
山本元喜
「(中西)健児が動いてくれたおかげで、自分自身はよい状態で勝負に徹することができた。(逃げグループ合流後は)健児がローテーションに入ってくれたり、他選手のアタックをチェックしてくれたりと、自分たちによい状況を作り出してくれた。
ラスト 2 周回は、勝負することは決めていたので、他選手のアタックには冷静に対処できていたし、脚を使うこともほとんどなかった。この 2 周回ではどちらも上りでアタックを試みたが失敗した。結果的に佐野(淳哉)さんに力負け。やはり好調の佐野さんに勝つのは容易ではないということを再認識させられた」

レース後の取材に応じる山本元喜

 

 

 

~写真紹介~

KT テープでコンディショニングを行う阿曽圭佑

 

KT テープでアキレス腱のコンディショニング

 

笑顔でスタートラインに並んだ野中竜馬

 

 

中西健児も笑顔でスタートラインへ

 

 

 

スタートを切った阿曽圭佑

 

コーナーを抜ける中西健児

 

中島康晴は低い姿勢でコーナーへ

 

コーナーを抜ける阿曽圭佑

 

コーナーを抜ける山本元喜

 

心臓破りの坂を上る椿大志

 

 

心臓破りの坂を上る野中竜馬

 

 

集団から遅れた後も完走を目指して走り続ける野中竜馬

 

メイン集団内で次の展開に備える中島康晴

 

メイン集団に待機し終盤へと向かう雨乞竜己

 

終盤に入っても先頭グループはなかなか崩れなかった

 

 

先頭グループ内で中西健児と山本元喜が前後並んで走る

 

text&photo:Syunsuke FUKUMITSU

 

 

 

 

 

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