ヘラルド・サン・ツアー KINAN Cycling Team 第4ステージレポート

ヘラルド・サン・ツアー第4ステージはマウント・ブラーの頂上へ
マルコス、トマがトップ10フィニッシュでともに総合成績をアップさせる

 

●ジャイコ・ヘラルド・サン・ツアー(UCIオセアニアツアー2.1)

第4ステージ マンスフィールド-マウント・ブラー 106.6km

 

●KINAN Cycling Team出場選手

山本元喜

椿大志

マルコス・ガルシア

サルバドール・グアルディオラ

トマ・ルバ

中島康晴

新城雄大(第3ステージリタイア)

  ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

 

 

KINAN Cycling Teamが出場中のヘラルド・サン・ツアーは2月8日、第4ステージを実施。今大会2つ目の山頂フィニッシュにして、クイーンステージとの評判の1日で、マルコス・ガルシアが9位、トマ・ルバが10位と上位を確保。ともに総合成績をアップさせることに成功した。

 

大会は4日目にして、総合争いの行方を決定づけるステージが設定された。マンスフィールドをスタートし、マウント・ブラーの頂上を目指す106.6kmのコースは、中盤でトルミーの丘越えをこなしたのち、標高約1400mの高峰へと向かっていく。特に最後の15kmは、高度940m、平均勾配5.9%。途中で最大勾配13%の急斜面も待ち受け、選手たちの登坂力が試される。翌日の第5ステージが平坦基調であることから、マウント・ブラーを上り終えた時点での総合成績がそのまま最終結果に反映される可能性が高い。今大会の王者を決定づける最重要ステージである。

 

KINAN Cycling Teamは第3ステージまでを終えて、トマが個人総合9位、マルコスが同じく14位につける。3カ所のカテゴリー山岳を越えた第3ステージでは、たびたび集団が割れるタフな展開にKINAN勢も対応。サルバドール・グアルディオラがチーム最上位の12位とし、トマとマルコスもメイン集団で終えている。

  ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

そしていよいよ迎えたクイーンステージ。早々に逃げが決まり、8人がレースを先行する。KINAN勢はいずれもメイン集団に待機し、来たる山岳での勝負に備える。逃げと集団とはおおよそ3分ほどの差で推移。リーダーチームのチームサンウェブが主導権を握って、レースをコントロールしていった。

 

KINAN勢は集団内で安全なポジションを確保しながら進行。順調に、フィニッシュまでの距離を減らしていった。

 

タイム差はほとんど変わらぬまま、迎えるはマウント・ブラーの上り。先頭グループは上りを進むにつれ登坂力の差が明確となり、人数が少しずつ減っていく。やがて2人となった逃げだったが、残り5kmを通過する頃に集団に捕まり、レースはふりだしへと戻ることに。

 

その集団も、山岳に入って絞り込みが本格化。チーム サンウェブのコントロールは変わらず、ハイスピードの上りに残ったのは精鋭のみとなった。

 

逃げが捕まって以降、単独のアタックが散発し、一時的に15秒から20秒ほどのリードを得るが、いずれも決定打に欠ける。ペースの上がる集団ではマルコスとトマが生き残り、勝負どころへと突入する。

 

そして残り1km。個人総合でトップに立つジェイ・ヒンドレー選手(オーストラリア、チーム サンウェブ)のアタックで集団は完全に崩壊。マルコスとトマはヒンドレー選手のスピードには続けずも、前方を保って最終局面を急いだ。

 

ステージ優勝を決めたヒンドレー選手から23秒後、チームトップでマルコスがフィニッシュへとやってきた。ステージ順位は9位。さらに7秒後にトマがステージ10位として、KINAN勢はトップ10に2人を送り込むことに成功した。その後、他の4選手もフィニッシュラインを通過。出走した6人全員レースを完了し、残る1ステージへ進むことが決まった。

 

この結果、上位フィニッシュの2人は総合でも順位を上げることに成功。トマが8位、マルコスが11位に浮上し、個人総合25位までに付与されるUCIポイント獲得に向け、状況が整った。

 

大会は残すところ1ステージ。ついに大都市メルボルンへと到達する。最終の第5ステージは、同地で4.05kmの周回コースを22回めぐる市街地コース。ショートサーキットでのスピード感に富んだレースで、熱い戦いを締めくくることになる。

 

 

ジャイコ・ヘラルド・サン・ツアー2020 第4ステージ(106.6km)結果

1 ジェイ・ヒンドレー(オーストラリア、チーム サンウェブ) 3時間1分25秒

2 セバスティアン・バーウィック(オーストラリア、セントジョージコンチネンタル) +0秒

3 ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、ネロコンチネンタル) +9秒

4 ジェシー・イワート(オーストラリア、チーム サプラサイクリング) +17秒

5 ニールソン・ポーレス(アメリカ、EFプロサイクリング) +18秒

6 ニック・シュルツ(オーストラリア、ミッチェルトン・スコット) +22秒

9 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team +23

10 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team +30

36 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team +617

60 椿大志(KINAN Cycling Team +145

74 中島康晴(KINAN Cycling Team +1622

75 山本元喜(KINAN Cycling Team 

 

個人総合

1 ジェイ・ヒンドレー(オーストラリア、チーム サンウェブ) 12時間51分45秒

2 セバスティアン・バーウィック(オーストラリア、セントジョージコンチネンタル) +10秒

3 ダミアン・ホーゾン(オーストラリア、ミッチェルトン・スコット) +36秒

4 ニールソン・ポーレス(アメリカ、EFプロサイクリング) +51秒

5 ジェシー・イワート(オーストラリア、チーム サプラサイクリング) +1分26秒

6 ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、ネロコンチネンタル)

8 トマ・ルバ(フランス、KINAN Cycling Team +155

11 マルコス・ガルシア(スペイン、KINAN Cycling Team +254

33 サルバドール・グアルディオラ(スペイン、KINAN Cycling Team +1534

65 椿大志(KINAN Cycling Team +3816

71 中島康晴(KINAN Cycling Team +4214

72 山本元喜(KINAN Cycling Team +4221

 

ポイント賞

1 ベンジャミン・ヒル(オーストラリア、チーム ブリッジレーン) 28pts

 

山岳賞

1 ジェイ・ヒンドレー(オーストラリア、チーム サンウェブ) 54pts

 

チーム総合

1 チームサンウェブ 38時間41分15秒

6 KINAN Cycling Team +1423

 

 

Voice from the Finish Line

マルコス・ガルシア

 ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

「シーズン最初のレースで、ベストコンディションとは言えない中でステージごとに自分の走りを試している。今日は上りの感触がよく、しっかり走り切ることができた。夏のオーストラリアで、絶好調の地元選手たちが作る高いレベルのレースを走ることは今後につながる。

今シーズンも多くのレースを走る予定だが、なかでもツアー・オブ・ジャパンとツール・ド・熊野は特に重要視している。もちろん他のレースも全力を尽くすつもりだ」

 

 

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