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自転車用語集


アーレンキー【あーれんきー】

いわゆる六角棒スパナのこと。スポーツ自転車に多用されている六角ボルト(大小さまざまなサイズがある)を締めたり緩めたりする工具。自転車業界では発明者(社)にちなんで「アーレンキー」と呼称する。サイクリングなどに出かける際はカバンの中に忍ばせておきたい、パンク修理キットと同じくらい大切なアイテム。プロユースのものから携帯用まで、様々なタイプのアーレンキーが発売されている。品質が悪いものは柄が曲がったり先が欠けたりすることもあるので、プロショップなど自転車専門店で購入するのがベター。

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英式バルブ【えいしきばるぶ】

別名ウッズバルブ。タイヤチューブの空気を入れる部分に取り付けられている金属性バルブのこと。軽快車、いわゆるママチャリのタイヤに付いているのがこれ。100円ショプで販売しているような安価な空気入れに対応する。
→仏式バルブ →米式バルブ

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尾張サイクリングロード【おわりさいくりんぐろーど】

近年まで存在していた、愛知県大治町(大治浄水場)と一宮市(朝日取水場)を結ぶ全長15kmのサイクリングロード(自転車専用道路)。1979年の開通以来、30年にわたって自転車愛好家を中心に利用されてきたものの徐々に利用者が減少。設備の老朽化も進み、2006年に廃止された。15kmの直線とはいえ、実際は途中で分断されたり迂回しなければならない箇所が多数存在した。現在、自転車専用道としては管理されていないが、一部は生活道路として機能している。Googleマップの衛星写真で見ると、美しい一直線を描く旧尾張サイクリングロードが確認できる。

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蚊刺し【かさし】

クギや画鋲など、鋭利なものがタイヤチューブに刺さることが原因によるパンクのこと。
→蛇噛み(パンク)

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キープレフト【きーぷれふと】

元々は、「自動車は左端の車道(車道の左端という意味ではない)を通行する」という原則を端的に表した言葉。これが転じて、自転車における「車道の左側通行」を啓発するスローガンとして用いられるようになった。上記のように自動車と自転車では意味が異なるので注意が必要。近年の自転車ブームで車道を逆走、つまり右側を走る自転車が後を絶たず、出合い頭事故の大きな原因となっている。ちなみに自転車通行可の(自転車レーンが無い)歩道を走行する場合、左側ではなく「車道寄り」を徐行するのが正解。もしも歩道上で自転車同士対向したら、互いに左側に除けるのが原則である。

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クロモリ【くろもり】

【イメージイラスト】クロモリ「クロームモリブデン鋼」の略。自転車を構成するフレーム素材の一つ。アルミ合金やカーボンに比べて重いが、耐久性・強度に優れている。ロードバイクやMTBなど、あらゆるタイプの自転車に使われてる。自転車乗りの中には、比較的安価で長持ちするクロモリ自転車を愛するファンも少なくない。

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激坂【げきさか】

勾配の激しい坂道、あるいは距離の長い坂道のこと。主に峠などの上り坂を指す。途中で休むことなく上り切ることがステイタスとなる有名な激坂も存在する。いわゆる「激坂愛好家」と呼ばれる人たちは、傾斜の強い上り坂を見ると挑まずにはいられない習性を持つ。
→ヒルクライム

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ケッタ【けった】

「ケッタマシーン」とも。名古屋を中心とした中部地方で「自転車」を表す言葉。少なくとも30年以上前には使われていた。主に児童が仲間内で使用する言葉のため、大人がロードバイクを指して「ケッタ」と称するのはいささか違和感がある。ケッタという呼称が最も似合うのは往年の「少年スポーツ車」である。ケッタは地方言葉だが、同義の「チャリ」「チャリンコ」は全国で通用する。

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サイクルコンピュータ【さいくるこんぴゅーた】

サイクロ(cyclo)コンピュータとも。速度、走行距離、平均速度、走行時間などを計測する装置のこと。主に本体・センサー・マグネットの3点から構成される。

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少年スポーツ車【しょうねんすぽーつしゃ】

「ジュニアスポーツ車」とも。1960年代後半より、小学生男児の熱い支持を受けたジュニア向け自転車。リア部分に搭載された絢爛豪華なフラッシャー(テールランプ)と、トップチューブ上に搭載された存在感あふれるシフトレバー付き変速機が最大の特徴であった。その進化はとどまるところを知らず、70年代後半にはリトラクタブルヘッドランプを搭載したいわゆる「スーパーカー自転車」が登場。各社の過剰とも言える装備合戦は次第にエスカレートしていく。ギアはデジタル表示になり、ウインカー、速度計、果ては風速計まで搭載するモデルも現れ、カタログや自転車店には「エレクトロニクス」「コンピューター」「センサー」など、当時の少年たちを魅了する言葉が躍った。80年代に入ると過剰装備の少年スポーツ車は次第に影を潜めていく。現在の小学生男児の支持を集めているのは、MTBのような外観の「ルック車」である。中学生になるとほぼ全員が、ルック車からシティサイクルに乗り換えるのも興味深い現象である。

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スーパーカーライト自転車

→少年スポーツ車

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自転車乗り【じてんしゃのり】

【イメージイラスト】自転車乗りほぼ「自転車愛好家」と同義。自転車あるいは自転車で走ることそのものに魅力を見出している人たちのこと。このため、日常的に自転車を利用していても、単なる移動の手段として乗車するだけの人を「自転車乗り」とは呼ばない。

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サイクルトレイン【さいくるとれいん】

自転車を輪行袋に収納することなく、そのままの状態で車内持ち込みを許可した鉄道車両のこと。各鉄道会社や地区によって時間・料金・適用基準が異なる。欧州に比べ、日本での実施事例は少ないといわれている。
→輪行

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ジテツウ【じてつう】

自転車通勤」の意味を表す造語・略語。ただし、自転車通学の場合はジテツウと呼ぶことは少なく、「チャリ通」が一般的である。

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タイヤバッチ【たいやばっち】

タイヤがパンクしたときに穴をふさぐ補修シート。タイヤチューブの損傷箇所に直接貼って使用する。サイクリングやレースの途中でパンクした場合は、穴が開いた箇所を探して補修するわずらわしさを避けるためチューブごと交換するケースが一般的である。

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ダンシング【だんしんぐ】

【イメージイラスト】ダンシング立ち漕ぎの意。主にロード競技におけるスピードアップ時や急な坂道を上る際に用いる走行テクニックの一つ。サドルから尻を浮かせ、車体を左右に小さく振りながら効率よくペダルに体重をかけていく。ただし体のブレはエネルギーロスとなるため、正しいダンシングを体得するには一定の練習が必要である。

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月星号【つきぼしごう】

名古屋の老舗自転車卸販売「株式会社 深谷産業」が、昭和40年代〜平成元年頃まで製造販売していたオリジナル自転車。発売当時、子供〜大人までのサイズを揃えた自転車は珍しく、人気を博した。

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ツーキニスト【つーきにすと】

「自転車通勤する人」あるいは自転車通勤を積極的に楽しむ人を表す造語。「ツーキニスト」単体で使用されることはほとんどなく、「自転車ツーキニスト」と正式名称で呼称するのが一般的である。某放送局職員で自転車活用推進研究会理事の疋田智氏が名付け親。

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ツーリング【つーりんぐ】

一般的にオートバイでの旅行を指して「ツーリング」と言われるが、自転車旅行の場合もこの「ツーリング」を用いる。基本的には往路・復路ともに自転車で移動する旅行のことを指すが、公共交通機関における自転車の輪行技術の発展にともない、一部区間のみでツーリングする形式も増えてきている。。
→輪行

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ハンガーノック【はんがーのっく】

いわゆる“ガス欠”のこと。エネルギー補給を行わないまま長時間自転車をこぎ続けていると、突然倦怠感に襲われ動けなくなることがある。この一因として考えられるのが血糖値低下(グリコーゲンの枯渇)による虚脱状態である。ハンガーノックを避けるには、一定時間ごとにエネルギーを補給するのが最も効果的といえる。サイクリング中の補給食としては消化吸収の良いゼリー状の機能性食品が一般的だが、ドライフルーツやようかんを好む者もいる。チョコレート菓子は溶けやすいのでおすすめできない。

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ヒルクライム【ひるくらいむ】

ヒル(丘)クライム(登る)。文字通り山や丘陵地の坂を自転車で上っていくこと、または競技そのものを指す。平地よりも負荷が高いことからトレーニングとして実施する者も多い。中には坂を上ること自体に無類の歓びを感じるサイクリストも少なくない。
→激坂

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プロショップ【ぷろしょっぷ】

比較的高価なブランドスポーツサイクルを取り扱う自転車店のこと。高度な技術と知識を併せ持つ店が多い。中にはチームを持っていたり独自のライドイベントを開催したりする。一般的に「敷居が高い」あるいは「オーナーが頑固」といったイメージがあるものの、実際はほとんどのプロショップが初心者でも優しく接してくれる(はず)。「MTBしか置いていない」「トライアスロン専門」など、オーナーのこだわりが強いプロショップも少なくない。

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仏式バルブ【ふつしきばるぶ】

別名フレンチバルブ。タイヤチューブの空気を入れる部分に取り付けられている金属性バルブのこと。ロードバイク、クロスバイク、MTB(クロスカントリーやシティサイクルに近いタイプ)に使われる。スポーツ自転車乗りにはおなじみであるが、一般的にはほとんど知られていない。専用の空気入れかアダプターが必要で、ママチャリ用の空気入れは使えない。空気の入れ方も米式・英式と異なるため、自転車購入時にレクチャーを受けることをおすすめする。
→英式バルブ→米式バルブ

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米式バルブ【べいしきばるぶ】

別名シュレーダーバルブ。タイヤチューブの空気を入れる部分に取り付けられている金属性バルブのこと。BMXやMTB(ダウンヒル等)など、激しい動きに耐えられるようやや太い円筒形をしているのが特徴。自動車やオートバイのタイヤに付いているバルブも同タイプ。
→英式バルブ→仏式バルブ

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ベロタクシー【べろたくしー】

【イメージイラスト】ベロタクシーベロはドイツ語で自転車の意。つまり「自転車タクシー」のこと。その名のとおりドイツが発祥。3輪の電動アシスト自転車(シティ・クルーザー)をベースに、流線型の屋根付きボディが取り付けられている。日本においては2002年に「ベロタクシージャパン」が京都市で運行開始。2005年に開催された「愛・地球博」では環境にやさしい会場内交通として活躍。ベロタクシーの名を世に知らしめる大きなきっかけとなった。現在では運行エリアが全国に広がっている。

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ポタリング【ぽたりんぐ】

自転車散歩。自転車で気ままに出かけること。のんびり過ごす、ぶらつくという意味の英語「potter」を語源とする。

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蛇噛み【へびかみ】

【イメージイラスト】蛇噛み段差の衝撃によって生じるパンク(リム打ち)の場合、タイヤチューブに穴が2つあくケースが多い。まるで蛇に噛まれた跡のような状態であることから「蛇噛み(パンク)」と呼ぶ。
→蚊刺し(パンク)

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マッドガード【まっどがーど】

【イメージイラスト】マッドガードタイヤから跳ね上がる水や泥が、衣服に付着することを防ぐ「泥よけ」のこと。軽快車(ママチャリ)にはあらかじめ装備されている。ロードバイクなどスポーツ自転車には取り付けないのが一般的。雨の日にマッドガードの付いていない自転車に乗車すると、後輪が跳ねた泥水が背中に付着し、見事な「I」の字を描く。このような悲劇を防ぐため、スポーツサイクル用の着脱・伸縮式マッドガードも市販されている。

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虫ゴム【むしごむ】

タイヤの空気が抜けるのを防ぐためのゴム部品。主に英式バルブの金具にかぶせて使用する。パンクした形跡がないのに空気が抜けやすいときは、虫ゴムの劣化を疑った方がいい。なぜ「虫」と呼ぶのか明確な答えはないが、「虫のように小さな部品だから」「見た目がイモムシのようだから」などの説がある。

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街乗り【まちのり】

街中での移動手段として自転車を利用すること。近年のECOブーム、自転車ブームの影響もあり、街乗りをする自転車ユーザーも増加している。

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落車【らくしゃ】

自転車に乗車中、誤って転倒すること。元々は競輪の公式用語だが、ロードバイクの競技中あるいは練習中における転倒も「落車」と表現するケースが多い。

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リカンベント【りかんべんと】

【イメージイラスト】リカンベント自転車の一種類。低い車高と背もたれが最大の特徴。ほぼ寝そべった状態で前方のペダルを漕ぐ独特の乗車スタイルは注目度抜群。一見、“ウケねらい”の変わりダネ自転車と誤解されることの多いリカンベントだが、実は立派なスポーツサイクル。空気抵抗が少ないぶんかなりのスピードが出る。ただし立ち漕ぎが不可能なため上り坂に弱いという一面も(少々の勾配なら軽いギアで問題なし)。クルマから見えにくいため、注意喚起の小旗を付けたポールを車体後部に取り付けている人が多い。買う買わないは別として、自転車乗りなら一度は乗ってみたい車種である。

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輪行【りんこう】

鉄道などの公共交通機関で自転車を運ぶこと、および自転車旅行の行程全体を指す。ただし、ほとんどの公共交通機関が完成車状態の自転車の持ち込みを禁止しているため、あらかじめいくつかのパーツに分解し、「輪行袋」と呼ばれる袋に入れて持ち込まなければならない。このため、工具無しでタイヤとフレームが分割できるロードバイクなどスポーツ自転車以外、たとえばママチャリでの輪行は困難である。
→サイクルトレイン

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レーパン【れーぱん】

主にロードバイクでの競技、練習時に着用するサイクルウェアで「レーサーパンツ」の略。軽量で通気性に優れた素材を使用している。股間および臀部にかけて施された摩擦防止のパッドが最大の特徴。体に密着して下半身のボディラインが鮮明に出てしまうことから、なかなか着用に踏み切れない恥ずかしがり屋のサイクリストも存在する。このため女性はスポーツ用パレオ、男性はショートパンツを合わせて着用する者もいる。

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